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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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Wonder Forestの窓のステッカーが出来上がりました!

Wonder Forestにて
去年の年末に大きなアートを子どもたちとライブぺインティングしましたが
そちらが窓に大きなステッカーとして飾られました!

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こちらを拝見しに、Dried Bonitoのシンガーソングライターのヤスヨさんと行ってきました♪

本来ならばヤスヨさんの歌とともにイベントを開催する予定だったのですが
ご家族のコロナ感染により、ヤスヨさんは急遽休まざるを得なくなったのでした。(ToT)
ヤスヨさんの歌声が大好きなので、ぜひまたどこかでご一緒できたら!
願っております。

さて、Wonder Forestさんの高橋さんとも合流して
記念写真をパチリ

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こうしてみると、Wonder Forestのカラフルなロゴとも
合うような色味です。
(カラフルな色は多様性を表すのだそうです)
横須賀、京急長沢駅から3分のところにある
知的障害のこどもと家族の学習支援と
プログラミング教室を開いていらっしゃいます。

知的障害を持つお子さんたちは
人一倍こだわりがありますが
このライブペインティングでは
そのこだわりを持ちつつも、同じ方向を向いてできたように思いました。

まず私が大枠で線画で登場人物たちを描いていて
そこにそれぞれが好きな色、ハンコで模様を作る、というような流れをつくりました。
大枠があることではみ出しやインパクトある塗りも
どこか統一感があるように出来上がったのでは、、と感じました

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高橋さんとお話していると、Wonder Forestから繋がる人々
作られていくコミュニティ
そこから生まれていく助け合い、そういう
俯瞰で捉える視点を感じます。
広い視野を持てる人はなかなかいないのではないでしょうか。
きっとこれからもここからいろんな楽しいことや
新しいことが生まれていくのでは、と思いました。

高橋さんが作詞、ヤスヨさんが作曲した曲も流れています♪
伸びやかないい声〜
当日のライブペインティングの様子もこちらでみられます

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Wonder Forest Festivalに参加しました!

Wonder Forest
横須賀は長沢にある知的障害と発達障害の子どもと家族の支援事業をされている場所です。
こちらのお祭りに、参加してきました。
WonderForestチラシ

こどもたちと一緒に巨大アートをペイントすることにしたのですが
全く何を描いても良い、となると意外と描けなくなるものです。
なのでワンダーフォレスト、という森をイメージしたイラストを
大きく描き、それをみんなでハンコや絵の具で塗っていこう、と思いました。
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ハンコは葉っぱや木の実をイメージ。
ハンコはポンポン押すだけで、気軽に参加できるので
まずは絵のアイスブレイクになるかな?と作りました
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この絵は、デジタル化されて、Wonder Forestさんの大きな窓にゆくゆくは飾られます。
なので、窓の大きさに合わせた矩形で三分割になっています。


変わり種のローラーや筆なども。
こちら、幼稚園の教室で、親御さんがプレゼントしてくれたもの。
いろんな種類があって、小さい子でも扱いやすい筆です。
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アコーディオン奏者のDanさんの楽しい演奏で会場も和んだところで
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いよいよ広げて描き始めました。
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塗り塗りしていくうちに
どんどん楽しくなって、オリジナルキャラクターの森の妖精や
かわいい足跡をぺったんぺったんハンコで埋めてくれました。

自分では思いもよらない、にぎやかな巨大アートになって
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みんな大満足!


Dried Bonitoのウッシーさんと急遽駆けつけて代打で演奏してくれたDanさん
2人の演奏不思議と合っていました

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とっても素敵な1日になりました!
Wonder Forestさん、ありがとうございましたーー!

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絵画教室@Nandaro

秋ですね
秋明菊が満開です

Kさんの作品

Nandaroでの教室、久々です。
Kさんは時々スケッチをしていました。
「最近、自分の絵を他人のものと比べて、恥ずかしくて出せない、とか思わなくなった」
とおっしゃっていました。
そう、Kさんは今Kさんらしい絵を十分に楽しみながら
描いています。
りんごを描いても、菊を描いても
Kさんが描いた、という個性が溢れています。
一つの線、点、塗りにKさんのこれまでの
描き方が丁寧に現れています。

実はそういう境地になるのは
なかなか難しいことだと思います。
人と比べるし、そもそも自分らしさがわからない、と
始めた当初は思うからです。

自分の好きな色、絵、癖、形
最初はそこにヒントがあって
謎を解き明かすように自分というものを
探していくような感じかもしれません。

Kさんの秋明菊、ぜひ飾って
自分らしさをお祝いして欲しいと思います。

Oさんの作品

急にドットを描き始めた時は驚きました。
すると、前にも白い花を描いた時に
白の花の影を描きすぎて、グレイに仕上がってしまったので、と
まずは背景から攻めたそうなのです。

美しい白が映える素直な秋明菊となりました。


今回は教室の後
とっても美味しいランチもいただきました♪


プロの味をこうして味わえる幸せ。。。
ポイントポイントで、手を抜かない
その素材の一番美味しい状態を引き出す
タイミングの勘
やっぱり違う!!!
いつまでもいつまでも食べていたいお味でしたーーー!

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親子イラスト教室@Musica Soave

Uさんの作品

カラフルな色面に、あるリズムが見られた今回の作品。
こういったちょっとした違いに新しい道を感じます。

色面の塗り方にも
筆に出る個性があります。
その個性からまた先に
ハネのようなカスレのような
筆跡があり、連続すると模様の面白さが出来上がります。

Uさんはとても素直にナチュラルに自分から出てきたものを
楽しんでいて、また遊び心を持って
いろんなことを試すので
借り物でないUさんの学びがあると思います。
ぜひ焦らず弛まず
筆の赴くままいってほしいなあと思います。

季節の色がとても目に滋養をもたらすように思いました。


Yちゃんの作品

セロファンを使っての工作。
透き通ったプラカップに飾り付けと
プラスサングラスを制作しました。

Yちゃんは丁寧に切り取って
どの位置に何を配置するかよく考えて
クリーンな仕上がりを目指しました。
どうやったら綺麗に出来上がるか
今までの引き出しや積み重ねから得た
体にある技術だと思います。
これはとても大事な宝です。

このサングラスがとってもいい仕上がり!
まるで3D映画の飛び出すメガネのように色違いで
ハートのフレームはファンキー!

こういうバランスがいいね!

Kちゃんの作品

Kちゃんもセロファンの工作を楽しみました。
そしてこのカップを二つ繋げて糸電話も制作。
糸がないのでなんとペーパーナプキンから、こよりを延ばして
糸をつくちゃった!!
ないものは作る!というところがグッジョブです!

この後KちゃんとYちゃんに
運動会で踊るソーラン節をひとしきり見せてもらいました。
その後、なぜか猛然とKちゃんは
ハロウイーンの絵をとっても細かいところまで描き始め!!
ソーラン節でクリエイティビティに火がついた!と思いました。
Kちゃんのこの絵、配置も色味もとってもよいバランスで
一瞬にしていろんなことが決まった、エポックメイキングな絵だと思います。

Sさんの作品

土のカラーチャート、というものがあるそうなのです!
素敵!
そして土の断面の写真集を見ながら
それを絵にしていきました。

土のザクっとした感じを出すために
今回はざらっとした表面の紙に
パレットナイフで擦りつけるような手法でやっていきました。
グラデーションも美しく
その微妙な塩梅に、Sさんの繊細な感覚が光ります。

人には両極端なところが同居していますが
こういうワイルドなものを支える
繊細な感覚が発揮されるととっても素敵な画面になります。
土シリーズ、もっと見てみたいですね!

Rちゃんの作品

絵の具が好きなRちゃん。
伸び伸びと筆を走らせて
画面いっぱいに風景や、好きなキャラクター、模様を描きます。
なかなか画用紙目一杯描くのは大人では難しいと思うのです。

セロファンも画用紙に貼り付けてみました。

のりを丁寧に隅々まで貼って
毎回しっかりノリの蓋を閉めるRちゃんが
なんだか微笑ましくて。。
また楽しくお絵描きしようねー

Tくんの作品



Tくんは紙をキャラクターの形に切り抜いて
そこにセロファンを貼ることにしました。
こんな風に同じ素材を自分の好きなものに寄せて
制作できるのが、いっぽ成長している証拠です。

また今回読んだ絵本「チキカングー」にインスパイアされて
メルちゃん漫画を描き始めました。
この本、なぜかわからないけどクスッと笑っちゃう絵本なんです。
その面白さをさらに面白くしたくなっちゃう気持ち。
すごくよくわかるわ!!

Tくんのユーモアが光るいい漫画になったね!

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日の教室

Hさんの作品

1人抜け駆けで(笑)もう来年の年賀状の絵柄に着手したHさん!!!
焦る!!(笑)

Hさんは自宅の壁に飾るのに
何枚かうさぎの絵を描いていて、
その勢い冷めやらぬまま、干支のうさぎをかきあげたのでした。

かわいいお母さんうさぎに
絵本を読んでもらう子うさぎ。
家のふわふわを出すために、ドライブラシで最後の仕上げ。

自分の「こういう風にしたい」というところから
技術を得ていくのはとっても良いことだと思います。
絵にとって自然な成長の仕方なのでは、と。

Kさんの作品

Kさんが惹かれるカーブ
色の変化のあるグラデーション
そこに視点を置いて柿を描いていきました。

ヘタのクルンとなっているところ
緑から茶色へ変わるところ
影、質感の違い
じっくり見ながら味わいながら描いています。

水彩色鉛筆とのお付き合いがKさんは長いので
色を乗せながら、水でどう伸ばすか計画しながら
描いているのがわかります。
出来上がりではどんなカラフルな柿になるか
楽しみですね!

Mさんの作品

Mさんはご懐妊されてから
絵の雰囲気がグッと柔らかく、大きくなってきました。
細密画もとっても素敵なのですが
人間の大きな変化に自分を預けて
気持ちよく描いているのが見ているものにも伝わります。

綺麗なチェックは
水彩に白があって、それを混ぜて
キャンディーカラーになったのを祝うように
描いたもの。
色面の一環ですが、色を楽しむように描くと
弾んだ気持ちがこちらにも伝わって
これも一つの作品!となるところが面白いなあと思いました。
しっかり休んで良いお産になりますように!
教室のみんなで祈っていますよ!!

E.Hさんの作品

久々に参加されて、秋の色を楽しんだE.Hさん。

ここにいらっしゃる生徒さんたちは
お仕事帰りで、なかなか難しい時間のやりくりで
いらっしゃる人が多いのです。

絵を描く時間は少し日常とは違い
また1人ではなくいろんな世代の方と描くことが
なかなかいいものなのかも、と思っております。

それぞれの絵を見たり
自分との違いから面白さを発見したり
そういうところから自分の在り方を見直したり
そこを含んでの絵なんだな、と
毎回みなさまを見て思っております。

E.Hさんの素直な視点で
無邪気に描かれた柿を見るとき
私もまた自分の視点や
描き方を学び直しているなあと
しみじみと思いました。

ぽってりとした柿がいとおしいですね!