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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日の教室

クリスマス近くだったので庭からつるを取って
のの花や烏瓜の実をあしらってリースを作り
それを絵にしました



Hさんの作品


Hさんはリースではなく
年賀状のためのイラストの追い込みに注力。

この教室の時間を
そういう風に自分の何かの創作に使う方もいらっしゃいます。
その中で迷った時に、一緒に習っている生徒さんたち同士で
意見を言い合ったり
また、私が進言できることがあれば伝えたり
そういう風にこの時間を過ごすのも
なかなか貴重なものなのでは、と思います。

Hさんのうしはなんだかユーモラスで
その周りをお馴染みの5人が囲んで
楽しげなイラストが出来上がりました。

イラストにそういう風に
「表情をつけ、人にその雰囲気を伝える」
という技術はなかなか難しいレベルのことだと思います。

絵はいろんな方面があります。
正しく描けている絵
リアルに見える絵
美しい色合いの絵
感情が表れている絵
言葉にできないものが伝わる絵

もっともっと列挙するとあるかと思うのですが
時々その一つがぴゅっと伸びることがあると思います。

人物、そして表情が得意なHさんは
その方面にずいぶん力をつけてきているのではないでしょうか
得意な方面をどんどん伸ばしていって欲しいと思います!


H.Uさんの作品


バックにテクスチャーを塗り込めた上で
リースを載せて描いていったHさん

こっくりした塗り方が
いつもとは別の雰囲気です。

Hさんは描きたくて
絵を描くという行為が好きで
どんどん上手くなっていますが
今回作られた絵は、ある作家さんにインスパイヤされて
発せられたものでした。
それはHさんの新たな段階を示していると思いました。

描きたいという気持ちがほとばしっていて
エネルギーがあります。

さらにどういう方向にいくと
Hさんの良さがもっと出るのか
探りながらいきたいものですね!!

Kさんの作品


KさんはKさんの描き方が
だいぶ出来上がってきているように思いました。
リースをスケッチして
色を載せるとき、
迷いから楽しみに移り変わっているように感じられました。

絵を描きながら楽しいと思う、
それは絵に表れて
見る人にも発せられるものだなあと思います。

かわいいピンクの花を愛でる気持ちが
絵にも表れています。
そして線の勢いもみずみずしく感じました。

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絵画教室@ Bouquet Garni

一年は本当に一年なの?というくらい早い。。
もうクリスマスの季節が!!
ブーケガルニの本日のメニューは「白いサラダ」と
クリスマスカラーのエビとパプリカとブロッコリ
ホワイトソースが上品。ホワイトクリスマスなランチでした



Kさんの作品

ウインターベリーという花と
うちの庭に満開になっていたヤツデの花をモチーフにしました。

球体になっているヤツデの花。
球体なのですが、この場合見たままの写し取るような気持ちで
つぶつぶを見て行って
そのあとに茎を描いていくと不思議と紙の上では
立体的になっていきます。

つぶつぶを描いていくとき
どの粒を描いたのかわからなくなっていく、というKさん。
多分「あっちを描いた、こっちはどうしたか」と
左脳が活発になっているのではと思いました。
順番に上から、または下から写し取るようにすると。。
と言った途端、すっと作業に入っていきました。

右脳が取って代わると
「こんなめんどーなことはできない!!」という気持ちが消えて
こんな細かいところも描いていける。
これが絵の醍醐味でもあるかもしれません。

Kさんは描く楽しみをだんだん掴んできています。

Tさんの作品

Tさんはまず鉛筆で描き始めました。
花の位置と後から描いていく茎を調整しながら行きましたが
どうしても陰影を見ると、黒々と鉛筆で影を描きたくなってしまいます。

けれどもTさんは色のつけ方がとても繊細でうまい方。
少し前から、「黒を色鉛筆に持ち替えて」と
アドバイスしているのですが
やはり、長年「まず鉛筆で描く」ことから離れられません。

なので、ここから色付けを、とスタートされると
みるみるうちに画面が生き生きして行きました。

やはり楽しく、自分の得意なところでは
絵が華やぎます。
ぜひぜひ鉛筆の時、一本だけでもいいので
モチーフの色も持って次回からスケッチしていただきたいですね。

Yさんの作品

今回「見たままを記録するような感じで」
と言いましたら、難しいこのモチーフを
Yさんは正確に捉えることができました。

Yさんはいつも「家でやってこないですみません」とおっしゃるのですが
この教室は趣味の絵画。
みんなでこの時間に絵を描くことが大切だと思うのです。
特に今回のような難しいモチーフは
人がどんな風に描いたかを見せてもらいながら
自分も進めていくと随分描き方が豊かになると思います。

絵には正解がなく
その人の得意なところを伸ばしていくと
その人らしいいい絵になると思います。
Yさんのこの形の取り方は得意な分野。
ぜひそこを楽しんで描いていってほしいなと思います。

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親子イラスト教室@Musica Soave


Uさんの作品

ネットでみた画像で、Uさんが好きそうな水彩の絵を持って行きました。
"Never enough blue"
という言葉もまたステキで、Uさんも好きな青だし!とお見せしたら、
ビンゴ!でした。

こういうシンプルなもの、見ると
「ふんふん、こういう風に丸を作って
細く茎を描くのね」と思ってやり始めると
意外とこれが思ったようになりません。

ぽってり丸く、うまく紙に乗る水彩の量、
どれくらい乾いたら、茎を付け足せばいいか
紙の質はどんな感じが、自分が目指しているものと合うか

コレというものに行くまでお試ししなくて行けなくて
そこを楽しめると、辛抱の時間が短いように思います。

ターコイズグリーンの水彩が
紙、時間、量ともうまく行きました。
こういうことがだんだん積み重なって
シンプルな絵が出来上がるのだと思います。

Sさんの作品

Sさんは最近、一回の教室で一つのスタンプが完成できるほど
腕を上げてきました。

青森の版画家、さとうよねじろうさんの豆本がうちにあり
郷土玩具の鳩笛や鬼のお面の小さな版画集を
今回参考に、とお持ちしました。

色面によって版の数が変わりますが
どれも2〜3で、これならばきっとSさんは挑戦できるのでは
と思いました。

とてもかわいらしく文字もカクカクしていて
版画がもつ素直な雰囲気がSさんにぴったりと思いました。

頭、輪郭、顔
もうすでに版分けしていて
「版画の基本」をすぐに頭に入れていらっしゃることがわかりました。

ユーモラスでカラフルになりそうな予感です!


Kちゃんの作品

貝拾いをしたKちゃん
フレームに上手に貼っていって
その中の絵も描きました。

最近は馬がとってもお気に入りで
馬が題材の絵が次々と出来上がります。
この後は、セロファンでタピオカドリンク作りに精を出し
教室内で銀行まで開くほど。
お子さんたちのクリエイティビティには
本当脱帽してしまいます。

Yちゃんの作品

Yちゃんはスクラッチで花火の絵を描きました。
ちょうど下地にいいネオンカラーのクレヨンがあって
それを丁寧に丸く塗り分けて行きます。

このスクラッチ、下地を作るところで
飽きてしまうお子さんもいるのですが
Yちゃんは仕上がりを頭に浮かべて
とっても丁寧に根気よく塗っていきました。
だからどかーんと、大きくてカラフルな花火!

そしてYちゃんも、タピオカドリンク店へと引き抜かれて(笑)
透明のセロファンで本物みたいなストローを開発!

すごいなあ


Sちゃんの作品

Sちゃんは絵がだいすき。
韓流スターの絵を自宅で描いて
それを見せてくれました。
写真から鉛筆の濃淡を工夫して
「触れるような」感じに仕上げて行きます。

教室で、自由に描いてもらいながら
今は点と点であるイラストを
ある流れに沿って作って行けないか、ということ
具体的にはストーリーと絵を組み合わせて。。ということを
話をしました
どんな風になるかしら
楽しみですねーー♬

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 日曜日のクラス



KSさんはもともと火曜日のクラスですが、
今回日曜日に顔を出して下さいました。
KSさんの描く絵は、線がとてもユニーク。
何を描いても、彼女らしさが出て線の強弱にオシャレな雰囲気が表れます。
ずっと写実的に描いてみたい、、と仰っていて、
少しだけ「面で描く」ということをアドバイスしたのですが、
今回はこのクラスの理念である「その人らしさ」に立ち戻ってもらいました。

ベン・シャーンの画集をみて、参考にしてもらいました。
線のかっこよさと、バックにテクスチャのある色面を、
と提案してみたら、予想を上回るすてきな画面になりました!
ぜひここから、KSさんの良さが現れる絵が出来上がると良いなーと楽しみです!
大成功!



Aさんは、今回チラシにのせる似顔絵を描かれました。
ご主人のお顔、毎日見ているけれど、改めて写真をみてから一度スケッチを、と提案してみました。
実際に人の顔を見て描くと(または写真を見て)、
頭の中にある
「目、鼻、口」の記号、
から一旦自由になります。

これがデッサンの本質だな、と思うのですが、
そのときは出来上がったもの(結果)、ではなくて
指に残る記憶(プロセス)、がたぶん大事なんだな、と思うのです。

そして、できた似顔絵をシンプルな線でなぞると、
ただ描いた線よりも説得力があるものになります。
シンプルだけど、
その分だけ目に止まると思うのです。
キュートなチラシになりそうですね!

そして、いつものプロジェクトにも
ぜひ応用したいスタイルです⭐︎


Mさんの作品。
久々のご登場!でした。

Mさんはこれから2ヶ月、
このモフモフちゃんを主人公にした紙芝居を作るのに、
意気込んでやってきました。

紙芝居のコンペが冬にあり、
以前から構想を練っていたものを紙芝居にしようと考えました!

モフモフちゃんのとぼけた可愛らしさと
いろんな動物とのふれあい、
のハートフルなお話です。

マイペースで楽しんで、
ぜひ進行していってほしいです!がんばーー



Kさんは先月次々と丸を、そして色面を描いて行きました。
今月は、過去のフィールドノートにスケッチしてあった植物をみて
アジサイをスケッチしてみては、と提案してみました。

繊細な色、そして形の取り方は正確!

そして、色をぬりながら
どんどん新しいものが「見えて」きます。

例えばガラスの反射。
例えばゆがんでみえる水の中の茎。

それは絵を描いていくと
どんどん細かく見えていきます!
そこに2回目にして気がついたのはなかなかです!

見えたまま、見えたように描く工夫をする。
意外と濃いグレーだったり、
曲がった茎はガラスのカーブを表したり
それを写しとるような感じで見ていくと、
絵が深くなっていきます。

Kさんの素直なアプローチが絵に表れましたね!

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6月イラストスケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号

色とりどりの花を描いてもらいました。
メドーセージ、キバナコスモス、青木の花、ランタナ
そして白い花、名前知らず、、です

Hさんの作品。
真正面から、まじめにデッサンしました。
花をどう画面に収めるか
最終的に水彩をのせる、と計画を段取りしてから描いていきました。
ボリュームある花を正確に捉えていると思います。
仕上がりに、キットパス、こちらは水で仕上げられるクレヨンのようなもの。水でとかないと、ザラリとしたテクスチャーが残り、それもまた違った質感が、楽しめます。
さいごにふわっとレモンのような黄色でバックを描き上げました。何か懐かしいような画面となりました。

Kさんには今回、今までと違うやり方で、下がきほとんどなしの筆で描き始めてもらいました。
補助輪なしで、国道走らせる、みたいな感じ?と思いましたが、Kさんどうも、この描き方があっていた模様!
メドーセージの色を追求して、シックな画面となりました。
最初に載せた色が思ったよりも、濃かった時も慌てず、すこしぼかすように水をのせ
ほかの花も調子を揃えて描かれたとき、
Kさんの絵の可能性がまた広がったなあ、と感じました。

Nさんは先月、緊張していました^_^
それを、いつもの画材に戻したとき
溢れ出てきた模様の数々。良かったです!!
絵本を作っていこう、としているので
肩に力も入りますが、普段通り、自分の絵で!と戻ったとき、ちょっとだけ上の階段に登っていると思います

H.Eさんは2回目の参加です。
最近見た美しいウロコ雲の風景を、かかれました。
澄んだそら、下にはカラフルな屋根、雲がゆったり、かわいらしい風景に和みます。
正確に写真のように描くのも絵ですが、気持ちを表して色を楽しむのも絵です。
これからどんな方向に展開するのか楽しみです

Mさんは、体験教室にきてくれました。
絵は不得意でもなく、得意でもなく、、
と仰っていたので、これはきっと描ける、とふみました。そしてやはりしそうでした!
すこしだけ、最初の位置極めを、伝えましたらもうすぐに手前と奥の感覚をつかんで立体的な画面を、作りました。
手前はふちどり、奥はパステルでぼかし、
葉の描き方は少しラフなテクスチャーで、と
画面にリズムができています。
灯台のオブジェもまた味のある1枚となりました。

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