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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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「患者さまは外国人」読了


つい先日、このエッセーの主人公、空飛ぶナースのルミさんが
原画展に遊びにきてくれました♪
いつも元気でナース帽がお似合いのルミさんですが、
この時はシックで大人な雰囲気!
そして、光栄なことに『患者さまは外国人』と拙著の『I am』とを交換することに^0^!
おんなじ値段(¥1296)というのがまた、明朗でうれしい(笑)
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さらにさらにうれしいことに!
元気がはみださんばかりのルミさんのサインが!
ばばーーーん!

患者様2

あ、ちなみにサインの下のフライングナースのハンコ、QKにオーダーしてくれました^^!
私は似顔絵描きながらかなり似てる!と思っていて
それを元に彫ったオギもぷぷぷ、と笑いながら彫ったと報告が^m^

私はコミックエッセイが大好物なのですが
いくら面白くても絵の感じが自分の好みじゃないと進まないし
絵が良くても、ユーモアセンスにパンチがないとと思うのですが
このこちらの患者さまは外国人は絵もかわいいし、出て来るエピソードが面白すぎて
あっという間にさくさくと読んでしまいました!

病気になると、
どんな偉い人も、美しい人も
ナースさん、お医者さんの前では取り繕えない。
そういう素の現場で、国と文化の違いが
びっくりする程
思いもよらない珍事を巻き起こす!

でもその対応をするドクターとナース、
またスタッフ一同
輪をかけて個性的!!

でも、その奥には優しさと、医療を越えた人への思いやりが感じられます。

もっと読みたい!ぜひ続編を!
患者さま_001



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本4冊

「オオムラサキのムーくん」
タダサトシ作 こぐま社
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たで喰う虫も好きずき…とは本当のことらしく、
オオムラサキは決まった木の葉っぱしか食べないらしい。
(くわしくは本を読んで)
そして、虫は脱皮を繰り返すというけれど、まさかまさか顔も!とは思わなかった
(これもくわしくは本を読んで)

こんなに虫に近づいて
虫のことを愛でるように描かれると
苦手な虫も好きになる、とは言わないけれど
なんとなく、顔見知りになるようなご近所さんのよしみ、みたいなものが
生まれる。


「妖怪の日本地図2」関東 千葉幹夫・粕谷亮美 著 石井勉 絵
(大月書店)
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妙に心に残っている妖怪がいる
それは「飯くわぬ女房」
昼間はごはんを食べないが
夜中になるとざんざらと米を炊いて
髪の毛をかきわけて、おにぎりを握って頭にある口に放り込む
子供の頃その話を
ぞぞぞぞっとしながら聞いたものだった
それは関東の妖怪だったのか!

昔話はとくに「おち」はないけれど
なぜか妙に心に残ったりするものが多い。
そういう個性的な、でも分類不可な存在がたくさん。



「母さんがどんなに僕を嫌いでも」歌川たいじ著 エンターブレイン社

歌川さんは「ゲイです。ほぼ夫婦です」をほぼ毎日描かれている人気ブロガーさん。
ずいぶん前にスカイツリーと絡めて
ご自分の幼少期のことを描かれたブログがあった。
お母さんとの確執があったのだろうか
そういう含みがあったけれど
その後ブログではそれに触れなくて
とてもパーソナル過ぎて、描けないのかな、と思っていた。

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そしたらある日、一冊の本となっていたのでした。
たしかにパーソナルで、濃く、辛いことが描かれているけれど
それと同じように、軽妙なユーモアと
ぶっとい幸せと、パーソナルな悩みを乗り越える皆に役立つ知恵、
みたいなものを私は受け取った。



「うちは精肉店」写真と文 本橋成一 農文協

代々家族で牛をそだて、それを屠畜し、
精肉して店におろすという仕事をされてきた家族を撮っている。

精肉店

小学校の時の国語の教科書に
野菜が擬人化された物語があった。
「にんじんが食べられてかわいそう」という感想を持ったとき
先生は
「ほんとうにかわいそう、なのかしら?
食べられないにんじんの方が、かわいそうなのでは」
そう言った。

わかったようなわからないような。

何を食べるか、それはとても個人的なことだ。
ベジタリアンの人は、肉食を残酷だというし
肉食をしないと健康が保てないという人もいる。
宗教的に間違っているとか、
身の回りのものを食べることが、=過酷な環境に対応する力をつける、とか。


ふと思ったのだ
食べる、ということは残酷なのではないだろうか。
もともと。


残酷にもその命をもらって
(きっとフルーツだって野草だって水だって、命。)
その分感謝する、そういう相反する行為が
食べるということなのかもしれない。

4冊並べてみると
バラバラにみえて不思議と共通項があるように思う。

それは自分から遠いものや、異質なもの、相反する気持ちと行為
そういうものを全部全部好きにならなくても
心にその分のスペースを作る。

本を読んでそういうことをしているような気持ちになった。


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絵本『おいしいよ』

もー


もともとは、挿画のましませつこさんが作られ
ずっと絶版だったのを
新しく絵を描き直されて、こぐま社さんより出されたということ。

お子さんが食が細いことを心配されて
楽しく食べられるようにと作ったところに、
かんざわとしこさんが文章をつけて、出来上がったのだそうです


いろんな動物がいろんなものをもりもりと食べていて
この動物は、何を食べるのかっていうことがつながるし
その食べっぷりに、自分もそんな風に
ばりばりもりもり食べたい!と思わせてくれると思います。

動物の形がどっしりとしてて
土の香りがするようです。
わたしはにわとりの
「こめつぶどこかな ここここ ここよ」の赤いページが
お気に入り。


『おいしいよ』
かんざわとしこ 文 ましませつこ 絵
こぐま社
定価945円

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「ねこよみ」お祀りされてる件

とある六本木の
とあるあおい書店にて
ねこよみスタッフが発見したこのディスプレイ
 高島易とねこよみ

神々しいかんじがいたします。
六本木のあおい書店さん、
ありがとうございます!

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「イギリスの昔話」



とぼけた話、気の毒な美しいお姫様の話、とんちがきいた話
おはなしのアソートボックスのような本を読みました。
「イギリスの昔話」という本です。
この本の中で、宝物を得るために、血を流したり
怖い大男と対峙したりします。
それは、現代のふわふわとした「こどもの情緒に配慮」とかいう
オトナの浅知恵みたいなものをふっとばし、
怖いものを怖い、と触らせてくれる
とほうもないものを、想像の彼方のその先まで見せてくれる
美しいことのはかなさを 味あわせて
昔から私達がもつ「人間性」にチャンネルを合わせてくれるかのよう。

思う存分この本のなかで震えたり、笑ったり、ゆさぶられたり、きょとんとしたりした後は
不思議な満足感があります。
それはなにか栄養のあるものを
自分で取って、そのまま食べたような
いきいきした感覚。

お子さんは
「こわい~、でももっと~~~!」というかもしれません。
大人さんは
「このお話は、この状況のメタファーみたい」
と思うかもしれません。

ぜひぜひ手に取って、読んだり、読んであげたりしてください。
「イギリスの昔話」 こぐま社HP ?1600




あ!あとひとつ言い忘れ!

私はイギリスのコメディ「モンティパイソン」が大好きなのですが
この中の「ゴッタムのかしこい人々」は
ハンカチの端を結んで帽子にしている、埒のあかない話をする人々を思い出し
ふつふつとあとから面白さがわいて出て来ました。



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画像はWeb Diceさんの下町コメディ映画祭からお借りしました。

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