ちょっとした奇跡
ウチの二匹の猫は、半年程年の離れた猫。
姉妹でもなんでもありません。
とら(きじいろ)が赤ちゃん猫の時は
ユーロ(白黒)はかいがいしく母親のように毛繕いしてやったり
一緒に寝たりしていましたが
あるところでとらが大きくなって
その重さとうざったさに避けるようになったのです。
そして最近ではとらを一目見るだけで
ウ〜〜〜と唸って威嚇。
ただ、とらはその辺なんとも思ってないらしく
傷ついた様子はない。
そして今日も少ない冬の日を分かち合おうと
ユーロちゃんの側に近づいてきたのでした。
ユーロちゃん、普段ならこの時点で唸って威嚇。だけど今日はどうもこの場をどきたくないらしい。
頭をなめられても、唸るものの猫パンチは出さず
この形相のまま、動かない
「え!?そうなんであれば……よっこらせっと」
とらが横にひっつくではありませんか!
この二匹の目つきの悪さ…!天下一品
でも結構お互い緊張しながら
となりあっている…
ほんとに、いいのか??
これでいいのか??
10分後
何も言わずにユーロが降り…
光をのっとったとら。。。
わずか5、6分の奇跡…