ミューラ毎日 6 庭
東京に出て来て
果物屋であけびが売られていた時は驚いた!
なんであんな種のまわりを舐めるだけのものを
東京の人は買うのか!!??と
でもこうしてみると
山形出身の人が
ふるさとの味を買い求めるのに
毎年あったのかもなーと思いました。
木通(あけび)、難しい漢字ですよねー
拙著「これなんてよむ しょくぶつのかんじ」でも取り上げました。
庭のあけびの蔓をみても
木をするするっと通るように伸びていて
あてた漢字がぴったりだったので、ナルホド、と思いました。
東京に出て来て
果物屋であけびが売られていた時は驚いた!
なんであんな種のまわりを舐めるだけのものを
東京の人は買うのか!!??と
でもこうしてみると
山形出身の人が
ふるさとの味を買い求めるのに
毎年あったのかもなーと思いました。
木通(あけび)、難しい漢字ですよねー
拙著「これなんてよむ しょくぶつのかんじ」でも取り上げました。
庭のあけびの蔓をみても
木をするするっと通るように伸びていて
あてた漢字がぴったりだったので、ナルホド、と思いました。
そしてつい先日の台風の強さは凄まじかった!
台風の最中ホップを何度か外に出した時、
一度目は「黒澤明の映画の中にいるのか!!」と驚き
雨が上がった二度目には
巨大な掃除機に吸われてるか!という吸引力がありました。
ただこれは同時に体験できないから
差はわからないけれど。
折り畳んでしまってた恐怖や妄想が
ここぞとばかりに闇によってぶわっと広がり
それを怖がるともっと怖くなるスパイラルに入り、
家の近くの外灯を見つけた時はほっと胸をなでおろしました。
でも終わった後
そんな怖いのに
健全な感じがするのはなんでなんだろう?
そんで、ヤンキーの人達が夜中
「メーメメメメメメ」という音をさせてバイクに乗る気持ちが
ちょっとだけわかった気がする。
あれ、闇に対抗してるんだ!
友人のHorie館おかみヤンコちゃんとともに、埼玉の加須へ前出のバラのアーチの絵を届けに行って来ました。
関東平野は稲穂が黄色に色づいていました。
ここが最後の避難所、騎西高校です
初めはこの高校に、1600人もの双葉の方々が身を寄せられていたそうです。
廊下には段ボールの簡易の着替え室がありました。
教室では人目があって着替えられないので、と言われ
そういうものが、そういう生活があると耳では聞いてはいても
実際に目の当たりにすると、非常事態の生活が実感として迫りました。
教室には畳が敷き詰められ、布団、家財道具などが置かれていて
この二年半の時間の積み重ねが感じられました。
お話を聞いたS子さんは、今年の夏防護服を着て
福島のお墓参りへ行って来たそうです。
海からほんの3分ほどの墓地は、どこがだれのお墓かわからず
お供え物とお線香は、白い紙を敷いて、場所を推測してお参りしたそうです。
明るくて、笑顔の絶えないS子さんですが
福島へ帰省した写真を見せていただいた時には、
その深い思いがこちらまで溢れて伝わって来ました。
こちらは埼玉の有志の方々が作られた寄り添いステーション
こらっせくわっせ
こちらでお昼を頂いて、来る5日のコンサートのお話など聞きました。
騎西高校はこの10月で避難所としての役目を終えるので
今残っている人達はそれぞれが行き先を決め
新しい生活をすることになります。
けれどもこのステーションは残ります。
埼玉で生活をされる人達の、集まる場所として
これからも活躍していきます。
このステーションでは、直売の野菜が売られています。
双葉で農家をされていたご夫婦が、こちらで畑を始めて
こちらで出荷されています。
つるむらさき、オクラ、枝豆ときゅうりを購入。
とり立てで新鮮な野菜はやっぱりおいしい!
よりそいコンサート、今週末にあります。
双葉の人々の新しい門出をお祝いしに
是非行かれてみて下さい!
場所: さいたま市民会館うらわ
日時: 10月5日(土)13時~16時
入場料: 990円
大きい絵を描くのに、ラフの紙作り。
丈が2mで、どうがんばっても全体像が見えないので
長いアシスタントに持ってもらう
ありり!?幅が狭い…急遽つけたし(ほんと数字に弱い…)
こうでっかいと描く場所はやはり床。
こんどは毛むくじゃらのアシスタント登場…
自分の大きさと、紙を比べて下さいました…
本絵の方は模造紙をつなげました。
バラのアーチが出来上がって来ました。
こちらは埼玉に避難されている
双葉町の方々のよりそいコンサートのバックに使われます。
双葉町ニコニコ合笑団
場所: さいたま市民会館うらわ
日時: 10月5日(土)13時~16時
入場料: 990円
双葉町は、避難所をこの10月を持って解散されるのですが
その終わりの記念すべきコンサートです。
どうぞお近くの方はお越し下さい。
双葉町には素晴らしいバラ園があるそうです。
そのバラ園をイメージして描いています。
双葉のバラ園を散策できる日がはやくやってきますように