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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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イラスト・スケッチ教室 9月火曜日のクラス



可愛いピンクの小さい野の花。
秋の雰囲気がしますね。

庭の金柑もだんだんと実が膨らんできました。
スケッチ用に一本づつお渡ししてみました。

Hさんの作品
Hsan0918.png

野に咲く花、庭に咲く草花を季節ごとにスケッチしていく。
それがテーマになったHさん。
写生して絶対生のものを見て描かなくては、という先生も多いと聞きますが
摘める花ばかりではないので、写真を撮って描くのも良いと思っています。

ただ、写真を撮った時、メモ程度で良いので
かるーくスケッチ、箇条書きに花の特徴を、と頼んでいます。
それだけで写真だけ撮ったのだけとは違う
生の感覚が頭に、手に残ります。
それを頼りに描くと
絵を描くことだけじゃなくて、自分の記憶を楽しむような
そんな楽しみも出てきます。写真だけではできない感覚です。
また出来上がりにグッとリアリティが出てきます。

Hさんが選んだ小さい花、そして今回選んだ彼岸花は
どちらもとっても難しい花だと思いますが(細かい!)
Hさんは自分のものにして、最後はとてもかわいらしい仕上がりになりました。
花を描き、それについて調べ、スケッチにその花の特徴を書いていく。
それだけで宝物のスケッチブックになりますね。

Kさんの作品
Ksan0918UT.png
描いているうちに、どの葉がどれで
どの実がどれか見当がつかなくなることがあります。
Kさんは、スケッチ途中で、
目印に色を載せて進めるという方法を最近取っています。
ふとわからなくなるというのは
一所懸命描かれている証拠だと思います。

そして、Kさんはとてもいい構図で絵を描かれました。
こういうセンスは、自分では言われて初めて気がつく、というものみたいなのですが
Kさん最近、どういう風に全体を一枚に収めるかというセンスが
格段にアップしていると思います。
どういう絵にしたいか、という最終形が頭にあるのだと思います。

Nさんの作品
Nsan0918.png
stencilNsan.png
NsanHM09.png

Nさん、エネルギーが絵に現れています!
まずはスケッチした金柑です。
出来上がりの色、実体を掴む気持ちが強く
すごく対象物に迫っていますね。
少しざらっとした金柑の皮、葉っぱのカーブと
色の違い、逃さずに見えたものをそのまま描きたい!という気持ちが溢れるスケッチです。

そしてステンシルにも後半挑戦!
最初このお家の型ができた時
私はまさかこんな短時間で作ったとは思えず!驚きました。
そして色を塗っていくと、
不思議とあったかい雰囲気の
ちょっと東ヨーロッパ調の家が出来上がっていてきました。
絵から何かお話が始まりそうな雰囲気です♩

そして、お家で描かれたこの模様をみてください!!
す、すごい!!!
先月描いた影のスケッチがあるのですが
それから自分なりに展開していったというのですが
この世界!すごい、の一言です。
洋服の模様とかそんなものにしたいですねーー


Iさんの作品
NewIsan0918.png

Iさんは、今回初めての教室参加です。
そして絵を描くのはほとんどない、と言い張るのですが
もう全くそれは信用していません(笑

まず鉛筆で軽くスケッチを、と促したのですが
それで出来上がったのがこの金柑。
鉛筆だけで影と、金柑のテクスチャーと葉っぱの違いをかき分け
濃淡をつけていく。。。本当初めて描いたの!?!?
という仕上がりです。
緑を最後入れて出来上がった作品は
独特の雰囲気のあるものとなりました。

そしてステンシルとフリーハンドで描かれた絵は
これまた全然違う方向で
自由な気持ちがほとばしっている絵が出来上がりました。
菜の花の黄色がかわいい作品となりました。

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イラスト・スケッチ教室 9月日曜日のクラス


子供銀行のお金で50000円もらいました。

そこから、
「もしも突然5万円もらったら、何に使う?」
というウットリするような妄想から、日曜のクラスは始まりました。

スケッチしながら妄想も(笑)
豊かな時間の始まりです。


Yさんの作品
Ysan9-18.png

Yさんは先月に一年ほどかけて作った
紙芝居を仕上げて、コンペに出しました!
こういうコンペは、励みになりますし、自分の作品がどんな風に人から見えるか
いろんな意見を聞くチャンス。きっとたまこはいろんな人に気に入ってもらえるのでは?と思います。
そして今回からは、せっかく出来上がったたまこのキャラクターを使って
たまこ体操というものを制作中です。
音楽を作ることも、踊りの振り付けを作ることもできるというYさん!
たまこのユーモラスなキャラクターで
また楽しい体操を考えています。
ちなみに歌詞もYさんが作っていて、とてもいい歌なんですよ
これからYさんの才能がいろんな形で動きだす予感!

Uさんの作品
Usan9-18.png


りんごジュースの箱の中にあった丸い穴の空いた厚紙。
今回はこれを使ったステンシルを提案してみました。
ステンシルは、穴の空いた型に、吹き付けたり、たんぽで色を押し付けたりして
形や色を楽しむ方法です。
Uさんのセンスで、どんなものができるかな?と渡したら
たちまちカラフルな惑星や
はらぺこ青虫みたいな世界が広がりました!

濃くも薄くも、別の感触の絵が出来上がって
それが自分の意図したものよりも楽しい結果になるので
ハマる人はハマるのです♩

色の合わせのセンスがとっても素敵!

Sさんの作品
Ssan9-18.png

サクサク、黙々と彫り進めるSさん
写真で見ると、成果が見えて楽しいよ!と申し上げましたが
やっている人には、永遠に続くような作業です。
けれどもきりりとほり進める姿も、ゴミの集め方も
彫り跡もすごくきっちりと美しい!

そして彫りあがってきた作品、いよいよどんな風に刷り上がるか
とっても楽しみになってきました♩

えほんをかくKちゃん
書きながらどんどんお話ができていくそうです。
羨ましい!!
KSchan0918.png
洋服の柄に、と考えているYちゃん
描く絵もファッショナブルなものが得意です。
YUchan0918.png

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マンガ Cook Ben & Ray

どうしたことでしょう。。
どうも疲れていると
こんな風な方向のマンガになってしまうようです。。


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絵画教室@Bouquet Garni 九月

ブーケタイトル9
台風一過の青空。
残り組の大風が吹き荒れますが、なんのその
美味しい料理に舌鼓。

つぶ貝のエスカルゴ風は、熱さが旨味の一つ!つぶ貝がおしゃれして、舞踏会に出たように上品なお味に。
からし菜のピリリとした刺激のサラダが、ドレッシングとぴったり。
そして今回のメインは、秋刀魚のフライと天使の海老、帆立が
ツナのソースという優しいソースに集っている感じ。とてもオリジナルなソースなのに、なぜか懐かしい。
そしていちごのアイスクリームはホームメイド。
いちごの果肉が宝物みたいです。
menue9.png

さあ、それでは反芻しながら(笑)絵を描きましょう♩

「ランタナ」というアフリカ原産の花を
bouquet garniさんの素敵な花瓶に。野生の残る雰囲気にいけていただきました。
花は細かく、二色あり、花が終わると、桑の実の親玉のようなものに。
それも緑と濃い紫になり、一つで三度楽しい花になっております。

Kさんの作品

BC9Ksan.png
全体の把握をスケッチし、固めの紙に変えて、形の調整をしながら描いていきました。
最初目についたものから描くと、スペースが足りなくなったり
収まらなくなる、という経験を踏まえて
まずてっぺんはどこか、花瓶はどこまで描くか
それを決めました。

このランタナ、花が小さいのですが
葉っぱがわさわさと生えています。みなさんここで、ううう、と唸ってしまいました。
なのでどの葉っぱをしっかり描くか
どの葉っぱが自分からあまり見えないか、
どこをフォーカスして描くとしたら、その周りの葉っぱはどうするか
そういうことを考えながらの画面作りです。

見て、見て見ていく、ひたすら絵を描くということは
見ることなのだと思わされます。
「上の茎と花瓶に近い茎が違う色だ」
そう発見された時、その目の細かさがどんどん精度をあげてる!と
心の中で私は小躍りです!

よく見た絵は、やっぱりいい絵だと思います。


Tさんの作品
BC9Tsan.png

Tさんの絵の嗅覚というものがあると思うのですが
自分が花や実のどこをかわいいと思うのか
それを対象に見出すのがとても上手だと思います。
全体をまず軽く把握するように鉛筆で描き
大体の位置を落ち着けてから
まずTさんはツヤツヤした実を仕留めました(ハンターです!笑)
そしてTさんは慈しむように花と実を色付けしていくのですが
本当はもっとゆっくりゆっくり味わいたい、
そういう絵との付き合いをされています。

どんな風にこの色を表そうか
この丸さをどうやったら可愛くなるか
描いている側から、そういう試みが絵になり、人に伝わっていくのだな、と
感じられます。

Yさんの作品
BC9Ysan.png

Yさんの集中力。
鉛筆で端から全体を描くとき、正確に大きく対象を描かれて行きます。
Yさんは、絵を初めて一年も経ってらっしゃらないのですが
ご自分ではわからない、というのですが
全体を正確に把握するのがとても得意なんです。

「色の付け方がわからない」とおっしゃるのですが
多分自分で見えているものに正確に近づけたくてそういう風に言われるのだろうなあと
思っています。
というのも、スイカを描いた時も、この花の時も
正直な線でとても素直にいい色が出ています。

終わった後、それぞれの絵を見せ合うのですが
それぞれ自分のないものを他の方のものに見出されます。
それぞれがそのかたの良いところを伝えると
ようやく、自分の絵を
「人の目」で見ることができ
自分の良さを、認めることができるのかもしれないと思います。

こちらは家での作画。
ぶどうを描いていたら、遊びにきていたお孫さんも
描きたくなって一緒にスケッチされたそう。
homeKsanachan.png
ぶどうのみずみずしい感じが美味しそう!
そしてお孫さんののびのびとしたいい線に
にっこりしてしまいます。カバンを背負っているところとか
よくかけていますよねー。

Kさん、これTシャツにしたらかわいいのでは!!
skechKsan9.png
ちょっとずつ自分のそばにあるものを描きためていらっしゃるのですが
リラックスした感じがすごく素敵!
そしてこんな風に、並べただけでかわいいですよねー
Tシャツにぜひ!!

hometsan.png
Tさんの豊かな気持ちが伝わるような絵です。
こっくりした梨の色や野菜、
壁にかけた植栽のフォルム
とてもおしゃれな仕上がりです!

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