イラスト・スケッチ教室 11月火曜日のクラス
日が落ちるのが早くなりましたねー
夕焼けも月も澄んだ空気にとてもキリッとしてます。
今日は小さい花束を作ってきて
それをモチーフに描いていただきました。
庭にあったヤツデの花、明日葉の花、そしてランタナです。
Hさんの作品
細かくて複雑な花の集まりを
まずは理解のためにスケッチをしました。
Hさんのテーマに近い、草花を描くという方向なので
サクサク筆が進んでいます。
野の花を見ながら、メモを取って、写真を撮って
後から絵にする、という方法が
意外と大変!というお話を聞きます。
やはりメモ程度でも、見たときに
名前とちょこっとスケッチ、これがあると
記憶に刻まれるのでおすすめです。
同じ花束、同じ画材で描くのに
やはりHさんの線はオリジナル。
何がその人の目にもっとも訴えるか、
そして何が見えないか
それによって絵の雰囲気が変わります。
さりげないかわいらしさを追求しているのがこの絵に出ていますね。
Kさんの作品
Kさんはどんな風にしてシンプルな絵を描こうかと
ここ何回か画面で挑戦しています。
Kさんは絵を描く回数が
他の生徒さんよりも多く、その分
「絵をかけるようになった、では自分がどういう風に描きたいか」
というところが今テーマなのかな?と感じます。
多分、描いているものをフレッシュにさっと
切り取りたいのかな?という風に思うのですが
あまり自分にダメ出しをせず
楽しんで(今までの習ってきたことも)描くと
違う地平線が見えるのではないか、と思うのです。
HKさんの作品
HKさんは、教室に入ってきたときから
何か「描きたい!」というほとばしるものを持っていらっしゃいました!
そういう時はもうどんどん描いていただきたい。
HKさんに先月
「油絵のような描き方がもしかしてしたい?」と聞くと
やはり熱くそう思っていらっしゃいました。
油絵は道具立てが大変だし
しかも乾かないことがネックなので
ここで展開するのは難しいので
キャンバスの質感をもつ紙と、アクリルを代替して今回は描いてもらいました。
すごいのです。
躊躇なくモチーフを下書きして
どんどんぴったりとした色を作って作り上げていきました!
新境地のHKさん!
SKさんの作品
お久しぶり、のSKさんは
もりもり絵を描きました!
SKさんのおしゃれな線が私は好きなのですが
「写真のような絵を描きたい!」とのこと。
なのでオーソドックスな面で捉える絵の描き方を
少し説明しました。
SKさんはもともと「影」に惹かれるところがあり
いろんなモチーフでもそれを描かれてきたのですが
そこにかなりフォーカスして
影の濃さを工夫して作りあげて行かれました。
まだまだご本人は納得していないご様子ですが
また別の雰囲気のある絵だと思います。