火曜日イラストスケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号
日が長くなってきました。
今日のクラスにはたくさんのお花が集まりました。
いろんな色の花をスケッチし放題^^
花粉症はあっても、春はやっぱりいいですね。
Hさんの作品
Hさんはかなり長く咲いている、
不思議なクリスマスローズをモチーフにしました。
濃い色と淡い色のクリスマスローズ。
じっと見るといろんな色が混じっているのに気がつきます。
モチーフのその色をを忠実に再現する、というのも一つの作品作りですが
どの色を自分の絵の中に取り入れるか、ということも
作品を作る上でのその人の自由だと思います。
Hさんは下地にピンク、その上に紫を重ねて、爽やかなクリスマスローズにしました。
そして淡いグラデーションには、黄味がかったピンクを
そうして出来上がった画面は、あるバランスがあって、
その骨組みはちゃんとスケッチした花の構造が支えていると思います。
草花のスケッチのコレクションもこれから増えていくと思います。
じっと見て、スケッチをして構造を確かめて、
たくさん描いてくださいね。
Kさんの作品
Kさんはまず、小さな野の花を描き上げました。
短い時間で、あまり力を入れず、軽い感じのタッチで描き上げました。
ここに絵の距離が近くなっているのだな、と!!!
感動してしまいました
どこから始めたら良いか
とか
どう描いたらいいのか
とか
何が良いのか
など
絵を描くにあたって、みんなもってしまう疑問と不安。
そう、「筆フリーズ」状態。
それが、今のKさんにはないのです。
つまり、
全部自分で答えが出せるようになったと言うことなのです!!
それを踏まえて、ピンクのガーベラを始められましたが
じっと見れば見るほど
花弁の多さに怯みますが、果敢に丁寧に描き上げていきました。
どんな風にめくれているか、影はどうなっているか
じっくりみて描き上げると、それまで持っていたガーベラの印象が
変わっていきます。
それが絵を通して理解することなのだなあ、と思います。
H.Kさんの作品
Hさんは教室にくるのが久々で、もりもりと描きたい気持ちに
溢れていらっしゃいました!
今回はキャンバスに似た、少しざらりとしたテクスチャーの紙に
大きく、のびのびと椿と雪柳の花束を描いていきました。
まず淡いグリーンを背景に置いて
周りの生徒さんもおおお!と驚嘆。
そのフレッシュな色も綺麗だったのですが
次々と出来上がっていくたびに
気持ちよくて、見ている方が胸のすく思いがしました。
Hさんの絵は本当に色が透明感があって美しいです。
組み合わせも考えるのも好きなのだと思います。
この絵はぜひ、額装しておうちに飾って欲しいなあと思いました。