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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 日曜日の教室

久々に津久井浜の海岸を通り、
対岸の千葉へエールを送りました。

Hさんの作品

色鉛筆の線がしっくり
スナップ写真からイラストを描きおこしました。
柔らかい雰囲気と、色をセレクトして置いていきます。
こういう時の色選びは慎重になりますね。
かわいい雰囲気ですが、特筆すべきは
2人の女性の特徴をちゃんととらえているところ。
その人らしい線、雰囲気が醸し出せるのは
やはり長く続けてきた、賜物なのだと思います。
Aさんの作品

Aさんには2つの流れがあって、
シンプルな線画をどんどんモノにしていく方向と
夢うつつにみる、不思議な世界を描いていくこと、
なのですが、
この二つをなんとか合体できたら、と提案してみました。
きっとヒヤッとかわいい笑
独特の世界が立ち上がると思うのです。
KHさんの作品

普段はお勤め帰りの火曜日に来てくれるのですが
日曜の教室に今日は参加してくれました。
朝ゆっくり絵を描くのもいいものです。
KHさんは物を見る目が正確です。
そして、どう色をつけていくかも
かなり頭に入っていて、迷いのない作品をつくっていきます。
今回は時間に余裕があり、
更に花の構造を見ていったのですが、
一度描いたものをまた、描くと
目の精度が上がったように細部がまた立ち上がります。
そうやって、どんどん深く絵に入っていくのですが、
今回の絵は、HKさんの新たな世界が見えてきそうで、楽しみな一枚となりました。

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号

気がつけばもう九月も中旬、、
今日は秋の香りのする
葛の花を取ってきました。
蘭の花もあります。
Hさんの作品

今日は半分だけの参加。
前に写真から描き起こした
絵があって、その時の軽いタッチと
バックを水彩で塗った感じが、Hさんらしさがとても出ていて、その雰囲気で再度スナップを描き始めました。
好きなもの、タッチそれが描いているうち
わかってくる事があります。
Hさんはたぶんそれが敏感に取れる人なんだと思います。
そうなると、自分が描きたい絵も、わかっていき、その人の目指すものがわかっていきます。
その人らしさが出ているのが一番成功した絵だと思います。
Kさんの作品

水彩の限られた色から、ピンク、紫、の微妙な色を作り出していくKさん。
絵の中に、微細に追求するところと
ざっくりと表すところが
絵を描き慣れている、というものが伝わります。
面倒だから、そうなるの、と仰いますが、違うと思うんです。
蘭の花弁の色と形を、「描きたい」から微細になる。
そこに、目が集まるから、なんだと思います。
すると見る人もまた、熱がこもって描いたっころに集まります。
それが、絵の効果だとおもうのです。
Nさんの作品

絵本のプロジェクト、進行中。
細かく書かれた模様、すごく時間がかかりそうでしょう?それが、とりかかると、とても集中して
あっという間に仕上げていかれます!
絵本はふつうの絵と違い、
いろんな要素で時間や場所の違いを表していきます。
でも、同じ世界であることを表現するために
連続性も感じさせないといけません。
Nさんはページを行ったり来たりしながら
どのページにどうあると効果的か
良く考えながら進んでいます。
この、考える時間、がとっても必要なのです。
Nさんが、よし、これで行こう!と決めてかかると、ごうごうと火が燃えるように邁進します。
それを見るのが楽しくて!
HEさんの作品

ゆめゆめしい絵から一転、今日はとてもしっかりと対象を捉えました。
いつもと違う紙、初めて使ったパステル
それが、HEさんの新しい方向を少し見せてくれたようです。
いろんな画材があって、
その人がしっくりくるのがあった時
絵の楽しさがググッとアップします。
今度はまた別のもので、この手法を試して欲しいなあと思います。

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絵画教室@Bouquet garni

九月になりました。
ブーケガルニのランチに舌鼓。
シャケのサウザンアイランドソースは
スパイシーな辛味があってそれがとっても後を引くおいしさでした!


今日はお菓子の箱や缶をスケッチしてもらいました。
いろんな描きかたがありますが
少しデッサンが狂っていても
楽しさが勝つようなそんな絵になれば。。。

絵を描くのを楽しんでいただきたいのですが
それはすなわち
「描けない」ところをどういう風に自分なりに工夫するか
それが楽しめるか、なのかなと思いました。

Kさんの作品

Kさんは持っている水彩の性格をどんどん理解して行っているようです。

失敗したことも、「逆にこれは、こう使える!」と
テクニックの引き出しを増やして行って
テクニックありき、ではなく
「こんな絵にしたい」という望みを叶えるものとして使っています。
それって、すごいことだと思うんです!

具体的にいうと
水彩で、筆洗いの水が不用意に飛んで
それを拭いたら、その部分だけ白抜きされてしまった、のだそうです。
なので今回はその失敗から得たアイディアを使って
「ラベル」の部分を白抜きしました。

未完のものですが、
影を完全に乾いてから、再度塗り重ねて行くとのこと。
バックにある枯葉の描き方も
缶の描き方と変えて、繊細に仕上げていきました。

秋の雰囲気が表されているのではないでしょうか

Tさんの作品

Tさんは立方体(しかも二つ)を
自分のものにしようと、格闘中。

Tさんの中にいる童女を今日は解放していただきたく
この箱の絵のかわいらしさや
色の美しさを、思うさま楽しんでいただきたいと思いました。

鉛筆でなんども縦に横に、正確に箱や缶を厳しく追求されました
そのあと、お楽しみの色で描いて行ったのですが
一目瞭然、楽しく色を使っていると
どんどん筆が進んでいきます。

箱や缶を描いた線とは全く違う感覚は
「 この色、きれい」「かわいい形」と愛でるように描いているので
突然そこに自分がなくなるのだと思うのです。
そこにきっとTさんの世界があると思います。

ただ、正確に描く、と厳しく追求するのも、
きっと実は楽しいことだと思うので
そのバランスを今後考えていけたらいいですね


Oさんの作品


Oさんは始める前に「今日は抽象的な絵を」と言っていたのだけれど
始まった途端、ゴリゴリに写実的に枯葉を攻めて行きました。

その後、固形の水彩の絵の具を取り出し
突然全く別な模様を描いて行きました。

筆だまりの絵の具がところどころ
影を作るのですがそれも、「いい感じ」なんだそう。
「塗る」という行為だけを
楽しんでいます。

普段も最初何を描くかわからない、というところを
筆の行く方向と中にあるものと同意したりしながら
描いているようです。

ピンクも使ったチェックのような絵は
色の合わせが懐かしいような
雰囲気だと思います。

何かリハビリをしているような(アート的に)絵ですね

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親子イラスト教室 @Musica Soave

親子イラスト教室は、八月は夏休みをとり
一ヶ月ぶりの教室でした。

Uさんの作品

Uさんはドライになった藤の種を丹念にスケッチしました。
それはいつも色面を作ってコラージュするUさんからすると
珍しい事です。

鉛筆は濃くて柔らかいBから
固くて薄めのHがあるのですが
それが7Bから5Hまでたくさんの種類があって
モノクロで鉛筆で描くときには
一番暗いところと
一番明るいところの黒さを決めてから描くと
立体的に仕上がります。

最初は淡く形をとって
だんだんと鉛筆で影を追っていくと
描いている対象物のでこぼこや
質感、反り具合やカーブなど
見慣れたものをもう一度見直して
新鮮な気持ちになります。

それがデッサンの醍醐味なのかもしれないと思います。

Uさんはどんどん描きながら全体が濃くなり
手前の影の存在感が薄れてきたので
思い切って7Bで濃い影をつけることにしました。

せっかくうまく行った絵を壊したくない

こういう気持ちになるのですが
そこを超えて描いてもらうと

やっぱりとてもよくなりました。

たった一枚の絵なのに、心の葛藤があったり
喜びがあったりするのが楽しいのですよね。

そして最後は解放された気持ちで
いつもの色面を。
色の合わせのセンスが、いつも以上に生き生きしています!


Yちゃんの作品

キラキラのセロハンと
紙コップで、あれこれ悩みながら
Yちゃんはサングラスを作ることにしました。
カッターを最近習ったようで、怖がりの私は
ちょっとしつこいくらいに(笑)横でカッターの指南。

カッターで一気に切ってしまいたい!という気持ちが
怪我の元なのです(経験者は語る)
なので、得意なカーブを
何度もなんどもちょっとずつ切っていく
それがキレイに、怪我なくカットするコツになります。

Yちゃんは学童で作ったバッグも見せてくれました。
パスポートやお薬、手帳やお財布
一個一個丁寧に作ってあってしかもおしゃれ。
自分で考えて、納得のいく形まで集中して
本当に素敵です!

Tくんに絵の描き方を教えてあげたり
Hくんのお世話をしたり
教室で小さな先生になってくれて
1才から知っているだけに、実は影でホロリときてしまいました!笑
IMG_9644.jpg

Eさんの作品

Eさんは久しぶりの教室でした。
そして、今何を描こうか迷っている最中。
次の大きな作品に向かう前に、色々と今はあれこれ考えているところです。

今回は
Tくんのおしたくボードが必要なので
それを作って見ようということになりました。

Eさんは一冊絵本(お子さんの出産の記録)を作った人。
なのでおしたくの絵を、世にある絵から模写して描こうとしたのですが
ちょっとまっったーと制止。
この方はデッサンからシンプルな線に絵を描ける人なので
そのプロセスを踏んでもらいました。

そうするとやっぱり違います!

男の子の顔もTくんぽくなったし
靴の難しい形の取り方も自分のものにしました。

模写をしていくのも大切なのですが
一度やはり、じっくりものを見てからイラストにすると
説得力が違います。

お母さんの手作りのボードを作ってもらえるなんて
幸せ者だね!Tくん

Tくんの作品
IMG_9641.jpg

Tくんは色を混ぜるのが大好き。
実験するみたいに、混ぜたいのです。
でもせっかく混ぜたら、ぜひ絵も描いて欲しい先生に促され
筆で力強く描いてもらいました
山と池。
そして手の楽しみのグリグリ絵。
いいですよねーお子さんの絵は。
でも、お子さんは「描きたいものが、うまく描けない」
というフラストレーションも持っているらしいのです。

そこに気づいてくれた小さなY先生、
お魚の描き方を丁寧に教えてあげてくれました。

子どもって言葉でいう前に
そういうところを感じあっているのだなあと
先生としてすごいなあと見入ってしまいました。

遊びながら
はしゃぎながら
ものを作るって、ほんといいもんです。

Sさんの作品

Sさんは絵の大好きな中学生です。
鉛筆でどんどん描いていきます。
それがアニメの描き方になったり
リアルに写真からおこしていったりしています。

今日は小さなおもちゃの石膏像を持ってきて
Sさんにデッサンしてもらうところからはじめました。

写真から絵を描くことが多いと聞いていたので
立体の形の把握の仕方
影がどんな風につくか
体の筋肉のつきかたなども見てもらいました。

想像していたよりもすぐに
ものの見方を把握して
小さいながらも石膏の影をきちんと追って描いていきました!

その後、大好きなアイドルの写真から
絵を描き起こしたのですが
やはりデッサンをした後は
立体的な絵になるなあと思いました。

そして、髪と服の描き方をざっくりと真っ黒にして
繊細な美しいお肌を丹念に影をつけていき
やはり好きなものを描くときの引き込まれ方ってすごいなあと思わされました。

石膏、いろんな種類があるので
また来月も描いてもらおうと思います!

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