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絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 日曜日のクラス


雪混じりの空から一転、澄んだ青い空の日曜日。三浦は河津桜がチラホラ咲いてきました。
Aさんの作品


編みぐるみをつくるのにまず、人物をスケッチ。
この場合、どこをシンプルにするかがキーになってきます。特徴的な髪型(笑)
微妙なサングラスの形の違いなど、
ファンならではのこだわりも、スケッチをしながら考えていきます。
スケッチはそういう作用もあります。
物事の整理、何かをつくる時の設計。
人に見せる為の絵ではなく、自分用メモ。
スケッチを沢山すれば、どんどん絵もうまくなります。おしみなく、してほしいと思います。
そのあと、ガラリと変わってネコのかわいいイラスト。
下地にニュアンスある色面が必要と
Aさんには珍しく水彩を選びました。
筆と水を使って描くのはちょっとハードルがたかい、とよく生徒さんから聞きます。でも実際やってみると
水と色の感触に開放感を得ることが多いんです。
乾いた後に
銀や白のミルキーペンで猫を描いていきます。
色の調子や、濃さなど
こうやっておぼえて描きたいムードを探していきます。


Eさんの作品


Eさんは、風景画に俄然興味を持ってきました。
津久井浜の晴れ晴れとしたうみを見て、
「描いてみたい!」と思ったそうです。
そして、Aさんが水彩を使ったのをみて
自分もやってみようと思ったそうです。


今までも、目の前にあったのですが、
やはりEさんにとってもハードルが高かったそうです。
水平線と空の境目、そこをもう少しハッキリさせたい、とのこと
でもここで、良かったことはとにかく
チャレンジした、という事です。
たった画材一つかもしれませんが
やってみよう!という気持ちが
クリエィティビティの一歩だと思います。



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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日のクラス

うみべの絵本やツバメ号さんでは
現在山本祐司さんの絵本原画展が始まりました。
「おでんのおうさま」は1/10〜3/3までの開催です。

山本さんの絵は暖かさが
ほっぺに伝わってくるような
柔らかい絵です。
おでんがグツグツ
楽しい原画です!

他にも
山本さんが作ったこけしや(めんこいの!)
Tシャツなんかも売っています。

そしてツバメ号さんでは春限定
津久井のいちごを使ったサンドイッチが始まりました!
店主さんのお話では、いちごは今が一番甘くて
2月になるにつれ、粒が小さくなり、酸味も出てくるのだそう。
いろんな味を楽しみたいですね💫



*お店で出されるいちごサンドは食パンです。


Hさんの作品


Hさんは自分のスタイルを確立しつつあります。
写真を見ながらモチーフを線画で(好きな鉛筆があるそう)描いて
それを淡い水彩で着彩します。
人の捉え方も、背景の描き方も迷いなく
でも余計な力が入らずさらっと描いていけます。

人は「ここステキ!」と思うところが
線にも出ますが
この男の子の後ろから見たほっぺたのカーブのかわいらしさ!
ここに絵を描いていく楽しみがあります。

Kさんの作品


Kさん、多作な日でした!
モチーフにリースにしたアイヴィや
サルトリイバラの実を前にして
「わーーむずかしい〜〜」と言っていましたが
Kさんは迷いなく葉っぱの位置を描き込んで
それもこっくりと絵の具をつけ
茎は少しラフに仕上げ
影はまた色鉛筆を使って繊細に描き上げました。

描き方や画材を変えて
作品を作るのも、やはり慣れてきたからできることです。

「面倒だ、と思ってやると意外にはまっていく」という
絵の醍醐味も味わっておられました。

Nさんの作品


昨年の終わりの教室では
まだ解決せずに、持ち越したページがありました。

これはカタツムリのお話なのですが
途中でカタツムリが悩みをもつところで
Nさんも悩みをもち
その新しい方向性を見つけた時
Nさんもカタツムリも光を見つけました!

そのページは作者にとっては
もう見るたびに思い出すような
心の軌跡になっています。
きっとその熱は見る人にも伝わるのではないかと思います。

ものを作る醍醐味は
多重構造にリンクしていて
全部大元である作者の心と繋がるのだ、ということ
Nさんを見ていると改めて感じさせられました。

苦しかった時間が
自分で乗り越えて、かけがえのない宝になりましたね!!

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明けましてずいぶん経ちましたがおめでとうございます

ちょっと前から
ステンシルを絵のところどころに使っています。
今回のネコズはステンシル。
ステンシルがかもし出す
昔っぽい感じと、ちょっとストリートなムードが好きなのです。

実はネズミが苦手。
満を持して、うちのネコズに活躍してもらいました。


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親子イラスト教室@Musica Soave

Sさんの作品

Sさんは、ヤツデの花をまずスケッチするところから始めました。
これはなかなか珍しいことです。
絵に対しての苦手意識の話もしてくれました。
みんな小さい時の、大人の言葉や
人と比べてしまって、面白く無くなって
絵から遠ざかることが多いのですね。

こどもはのびのびと絵を描きますが
あるところでそれが評価の対象になったり
見たものと自分の画力のギャップで
楽しくかけなくなっていくことが多いみたいです。
特に今のお子さんは、コンピュータの絵を見ているので
手のオーガニックな感じが
雑味があるように見えたりすることがあるようです。

前置きが長くなってしまいましたが
でもやはり心の奥に、好きだな、っていう気持ちがあって
Sさんみたいに、消しゴムはんこをせっせと作るうち
その下絵を誰に見せるでもなく描き(←ここ、大事みたい)
そしたら上手くなっていた!
といういいことがあるのです。

今回は難しい半球体の形に蕾をつける
宇宙人の花みたいな難しいヤツデの花を
蕾の丸い部分だけまず写し取って
その後茎をつける、という気持ちで描いてもらいました。

Sさん、自分の評価は辛口でしたが
とても立体的に捉えられていて
とってもよく描けていると思います。

またスケッチしましょうね♪

Kちゃんの作品



Kちゃんはカレンダーを自分で作ることにしました。
数字はハンコで押して
その一ヶ月にふさわしい絵を
丁寧に描いて行きました。
一月の着物の女の子は難しい着物のフォルムも
ちゃんと資料を見て描きたしました。
こういう努力を惜しまないところが
絵を上手くする秘訣。
二月の絵は、ラフで描いた方がよく行ったので
それは貼り絵にして
しかも手前と奥に工夫して貼って行きます。

Kちゃんは絵を描くときに決して投げ出さない。
ちょっとした失敗も、
こうすれば乗り越えられる、といろんなアイディアを持っている。
それがきっとじっくり描ける自信の元なんだろうな、と思います。

ゆっくり出来上がっていくカレンダー
楽しみだね!

Sちゃんの作品


Sちゃんは最近、ちょっとデザイン的な絵の描き方をしてみたそうです。
大好きなKpopのグループを
写真から描き出して
少しだけ色をつけ
これを携帯に取り込み、着彩していくとのこと。

ここに今のリアルがあるなあと感心してしまいます。
そもそも絵を描くのが大好きなので
いつもいつも描いているSちゃんは
デジタルだろうが、アナログだろうが
行ったりきたりしても
「描きたいもの」に行き着けるのです。

濃い鉛筆で、迷いなく人物の集合体を描いて!
しかも足の描き方がとっても上手く!
着彩もデジタルのところと
アナログのところと完成図を考えて作っていく。
揺るぎがない!

きっとこれを才能っていうのだなあ。

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絵画教室@ Bouquet Garni

一月初めての絵画教室。
キリッとした白をいただきました!!!
イワシと卵のサラダ、ドンピシャリ。
こっくりあったかいスープはポテト×ブロッコリ。
そしてエビとホタテのツナソースは
ほんのり甘さのある優しいお味でした。

パネトーネのパンも美味しくいただきました♪



Kさんの作品


今日は桜とネコヤナギの枝の絵を描きました。

長い枝を辿っていくのではなく
まず間隔を開けて花と蕾の位置をあたってから
その後枝を伸ばしていく、という描き方をやっていただきました。

「枝の灰色、ベージュを出したい」というKさん。
色々描き方はありますが
どこが光っていて、どこが影か
そしてその影はどんな色か、をよく見てもらいました。
そうすると薄い色の幹は後から浮き上がるようになります。

描きたいものを、ついつい強く描きすぎてしまうことありますよね。
そのバランスをフィニッシュからの視点からみながらとる、という
ちょっと難しいことを考えていただきました。

Tさんの作品


Tさんのものの捉え方がだいぶ絵画的になってきたと思います。

手前にあるものが枝垂れたり
カーブして見えるものを
「そのまま写し取る」
方が紙の上では立体的になります。

でも、こう、自分の方にカーブしてあるのだ!
という事実(左脳)と
見えるのは丸い玉だ(右脳)
との戦い(?)です。

どうしても「描いたものを美しくしたい」という気持ちはあるのですが
こんな風にスケッチしている時は
見えたものを記録、という気持ちで
何枚か描いていただければ、、と思います

その後、それをふまえた絵を作ると
きっといい絵になると思います。

Yさんの作品



いつもながらYさんは黙々と描きとっていきます。
最初は薄く、徐々に位置を確かめ濃く描いて行き
細かいところまでよくよく観察しています。

Yさんは集中力があって、
形のとり方など正確にできます。

桜の蕾の付け根の力強さを発見。
「普段こんなにじっと見たことがない」と。
絵は、ただただ見る、しかもじっとみるということに尽きますね。

ぜひ色の美しさ、紙の上で楽しむ感覚も
伸ばしていって欲しいと思います。

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