親子絵画教室@Musica Soave
なんだか、長い長い梅雨が
今年はこたえるなあ、と思っていたら
久々にからっと晴れて気持ちの良い日曜日になりました。
Uさんの作品
海が大好きなUさん。
シンプルに見えて
層が深い、けれども透明な色が魅力の海。
U さんは、最初緩衝材のプチプチで作ったたんぽを使って
色面を作りました。
Uさんは季節とともに選ぶ色が変わ流ので
目が欲する、その季節ごとの色ってあるんだなあ
と思わされます。
ふと、「海の色を毎回描いても描ききれない」
と漏らしました。
この「不満」が次のステップです。
●ではどう見えるのか
●それはどうしたら描けるのか
それを探って行きましょう。
その時、フラストレーションが溜まるかもしれません。
でも、そこを、ちょっとずつちょっとずつ探るように行きましょう。
きっと海の深さや
透明感がUさんらしい形で出てくると思います。
let's探求!^^
Yちゃんの作品
Yちゃんもプチプチのたんぽを使って
まずはぶどうのような模様を作って楽しみました。
そして、「大きい絵」の合作コーナーで
手のトレースをして、そこから出来上がる形を絵にして
「足もやりたい!!」と裸足になって
だんだんワイルドに
鳥や動物の絵を楽しみました。
Yちゃんはおしゃれで、洋服やイヤリング
お店やさんに使う商品に興味があって
よく丁寧にものを作るタイプ。
でも今日は体を使って
男の子たちと一緒になってクレヨンを使いました。
絵にはいろんな種類があって
どれもそれぞれの良さがあります。
でもこうやってエネルギーを直にぶつける
感覚を放つような絵は
純粋にいいなあと思います。
大人にはない、天衣無縫のエネルギーを紙に放出!
見ている私もさっぱりしました^^
Sさんの作品
Sさんは今日は「絵の具」と決めてやってきました。
写真から描いていって
じっくり肌色の影を見ながら
色を作って行きました。
「肌色」はそれぞれのイラストレーターにとって
自分の肌色、と配合が決まっているのではないかと思います。
微妙に黄色が多い人
赤がかっている人、イラストレーターの感覚がでるなあと思います。
Sちゃんは今日大いに悩みました。
「影が汚く見える」
グレイを混ぜるとトーンが低くなって
それを塗り直すと紙が持たなくなってしまう。。
そこで絵の具の白が無くなって、
今日は時間切れとなってしまいました。
人の肌と影のテーマ、次回もう少し一緒に詰めて行きましょう。
そして、デジタルでやったら、そんなこと
一発で終わってしまうのに
それを自分の手でやろう、とするところがいいところです。
Sちゃんもlet's挑戦ですね⭐︎
(↑キャラが不思議な今日この頃。。。笑)
Oさんの作品
Oさんは
水彩の「ある感覚」を先月から求めている最中です。
水彩は、
濡れている時と
湿っている時と
乾いた時と
重ねる色が全く表情が変わります。
それは紙と、水分量と色の濃さと
いろんな配分によって決まるのだと思うのですが
Oさんにとっての気持ちいいあんばい、があるのだと思うのです。
同じ色でぱっと見は「いいのでは?」と思うところがあるのですが
こっちはよくて
でもこっちは違うのだ、と説明してくれました。
それが見ている私にもだんだん伝わってきました。
感覚の言葉っていうのは難しいのですが
紙の上での
Oさんの真摯な塗りの格闘が
わかった途端に伝わってきて、
もうなんだかエキサイティング!なんです。
(だから、キャラが不思議↑。。私)
来月も一緒に感覚の森を探索しましょう!
Kくんの作品
Kくんは根っからのアーティストなんだなあ、と思います。
描く時に、描くもののモノローグや
説明をしながら描いて行きます。
大きな紙は、Kくんの世界を表すには小さいくらいです。
本当は部屋いっぱいに紙を敷き詰めて
Kくんの世界を表現してほしいと思うほど。
Kくんは家に帰っても
描いた絵をまた本に貼ったり
それに付け加えたり、
また描いたりして
制作活動がループ状に回って行きます。
そこがまた、見ていて熱くなるようなエネルギーです。
かっこいい。。
たくさんたくさん描いてくださいね!!
Hちゃん&Mちゃんの作品
仲良し二人組は
まずたんぽとステンシルでたくさんの模様を作りました。
Mちゃんはそのあとマンガを
(写真をとったはずなのに、ない〜〜)
Hちゃんもイラストをコツコツ描いて行きました。
Mちゃんは、マンガにとても親しんでいるので
一つの絵を描く、よりもストーリーに乗せて描いていくのが
すきみたい。
次回はペンを使って、コマ割りして
マンガを描いてみましょうか?
Hちゃんは独特のキャラクターを丁寧に丁寧に描きます。
淡い色ややさしい線
そういう世界が好きなのだと思います。
今日作った色面や、
パステルなんかもぜひ使って
もっと好きな世界を見せてほしいと思います。