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E QK room

絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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絵画教室@Nandaro

横須賀に小さな貸スペース、画廊が出来上がりました


そのなもNandaro
「ここはなんだろう?」
そんな風に毎回変わる展示などを期待して欲しいという
オーナーのご希望でしょうか^^ユーモアたっぷりです。


Kさんの作品


白い花を描くので
前々からやってみようと思ってらした
背景をまず塗ってから、白い絵具で描く、という方法に挑戦したKさん。

野の花の可憐な様子を
描きました。

出来上がりを計画する。
背景をどうするか
何の画材を使うか
紙のどこに描いたら、納まりが良いか
どんな雰囲気にするか
そういうことを前もって考えて
推し進めていくというところに
Kさんの力を感じます。

染め付けに描いたような
かわいい花が出来上がりました。

この描き方、また別のものでもやってみたいですねー

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親子イラスト教室@Musica Soave

秋晴れの爽やかな週末
今回は午前と午後に分けての教室でした

Sさんの作品


Sさんは学生さんなので
課題や試験、その息抜きにこの教室にやってきてくれます。
学生さんの話を聞くと
なんだか懐かしいような、そして新しい何かを聞くような
不思議な新鮮な気持ちになります。

今回はまずデッサンでは柿を
そして後半はもりもりと好きなアイドルの絵を
好きなように描いてもらいました。

同じ人が描いたようには思えないと思いますが

小さい頃から絵が好きで、繰り返し描いてきたSさんは
「こんなスタイルで、今回はいく」と
描くモチーフによって展開できる筆の力があります。

今回、とてもうまくいったのは
柿の光と、ブルームの白のかき分け。
そしてちょっとだけ緑が入ったいろの展開です。
丁寧に見ていることと
立体的に捉えられていて、キリッと出来上がりました。

N. E.さんの作品

N.Eさんは今回、今やっているプロジェクトを傍に置いて
自分で色面を作って
それを切り絵にしていくことにしました

いつもはシンプルな線で人を描くことが多いのですが
今回は手に気持ちいい、目に気持ちい色を色鉛筆で作り上げて
それを小さな花を見ながら
切り絵に仕立てあげました。

絵にはいろんな方面がありますが
こういう風に、感覚を楽しむということが
出来上がる画面をどんなに豊かにすることか、と思います。

慈しんで作られた様子が伝わります。

TくんとHくんの作品



T君は創作意欲が旺盛で
絵具も、ペン画も、もりもりとかきあげました



白いお化けは、午前中にきてくれた別の男の子Tくんから教わったお化けです。

今回はハロウイーン で
クリアホルダーに油性ペンで絵を描いて
それに黒い紙を挟み。。。くらやみに!
そこに白い懐中電灯型に切り抜いた
白い紙を差し込むと
まるで光が当たったように、ホルダーの絵が浮き上がります^^

H君も一所懸命かきあげて
白い紙で照らして、得意そう^^

このクリアホルダーの絵は
夜、携帯の懐中電灯で照らすと
白い壁にも映りなかなか楽しい物です。

途中みんなで公園へ行ったり
秋の楽しい午後となりました。

Uさんの作品


Uさんは新入りのパレットナイフを手に取って
新しい表現に挑戦しました。

パレットナイフは油絵のとき色を混ぜたりする道具ですが
これを直接カンヴァスにのせて
厚みのある絵具の使い方をすることもあります。

油絵はできないので
アクリルガッシュを代用に、カンヴァス的な紙に
自由に絵を描いていきました。

Uさんの素晴らしい所です。
新しいものに挑戦したい
その時に、思いつくものを、絵にかける能力

それがこの何年かで鍛えられたと思うのです。

パレットナイフは、少しコントロールが難しいのですが
そこがまた思いも寄らない表現ができるので
そのハプニングを含めて楽しめるととっても良いなあと思います。

Uさんの新しい世界が広がりました。

Yちゃんの作品



Yちゃんのとても精密なかき込み方には
脱帽です。

折り紙でも、切り絵でも
Yちゃんの仕事はとっても丁寧できれいな仕上がりなのです。
私が想像する10倍は丁寧。

そこにYちゃんのスタイルがあると思います。
クリーンで、クオリティの高いものを作りたい、そしてその努力を惜しまない。
小さい頃からその姿勢は一貫しています。

写真にはないのですが
道端で摘んだお花を小さな花束にしていて
その可憐な花束にもキュンときました。


午前午後と分けて教室を開くという
いつもと違うことをしたせいか
なんと携帯を忘れてきてしまい
写真が撮れず。。

後からそれぞれの写真をいただきました。

他にSさん親子も参加したのですが
またそれは写真をいただいて後ほどブログにいたします。

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イラスト・スケッチ教室@うみべの絵本屋ツバメ号 火曜日の教室

今年の日々の流れが
いつもの「あっという間」と違うような気がします。
間の抜けたあっという間感があります。。

というのも今年もウチの柿を描いていただく季節がやってきて
あれま、もう年末!と思ったからなのでした。。。

さて
Hさんの作品


来年は丑年。そう、もう賀状やクリスマスカードを考える時期となりました(汗)

Hさんの今年の絵画教室での収穫は
この5人のかわいらしいキャラクターを
作ったことではないでしょうか。

チラシやちょっとした注意書きに
彼らは使われているのですが
ちゃんと彼らの背景や性格を踏まえての
キャラクター作りなので
それぞれの出番や話すことの役があります。

この「世界を作る」という作業は
絵本の世界に親しんでいるHさんならではの能力だと思います。

また、やはり人を描くのが楽しく
いろんなポーズに挑戦もしています。

自分では思わないようなポーズを
「この場面でこういう発言をする」という必要性から
描いていく。
これもまたステップアップだと思います。

生き生きとこのキャラクターの世界を広げていって欲しいと思います。

Kさんの作品

Kさんは今回柿の色にフォーカスして描きました。
柿の色は「オレンジ」なのですが
アンダーにちょっと渋い緑があるのです。
とても集中してスケッチされて
て早くデッサンも正確に仕上げました。

Kさんは水彩の固形絵具を持っているのですが
とても相性がよく、このシンプルなんだけれど
一色下にあるようなオレンジを
うまく混ぜてフィニッシュに持って行きました。

パレットに残る混じった色を
そのまま影として持っていった時
とてもバランスの良いいろにまとまったと思います。

ヘタのところに光が当たる様子も
よく見て捉えていると思います。


H.K.さんの作品

とても伸び伸びと描かれています。
そうすると見る人にもその爽やかな雰囲気がお裾分けされるので
とっても良いと思います。

H.K.さんはモチーフと背景の色の組み合わせが
それぞれが呼応するように合わせられます。

筆遣いも大胆ですが
質感の違いや影の落とし方はとても繊細にのせていきます。
それは絵の言語、みたいなものだと思うのですが
小さい頃から絵を描いていたのでとても自然にできるのだと思います。

出来上がった時、
H.K.さんの絵を見て
ほうっと深呼吸するのが
みんなの
楽しみになっています。

Nさんの作品

Nさんはコンペに出した作品を
一つの本にしようと計画中です。
その表紙を作っているのですが。。

その細かい仕事にみんな目が釘付け!
細密な模様もそうなのですが
文字の美しさもその上、それを切り取る技術も
すでに職人技!

主人公がカタツムリなのですが
Nさんはとってもカタツムリにくわしくて
首の横から産卵することや
両性具有なこと
小さな小さなカタツムリが生まれることなど
話してくれます。

そんな時、表面に出るものは本当に一部。
氷山の下には深く大きいものがあるのだなあと
深く思ってしまうのでした。

いろんな人にゆっくりこの本を読んで欲しいですねー

Iくんの作品


I君は今どの方向に行こうか
いろいろ考えている所です。
絵はとても好きだということで
毎回描く絵で
家でもたくさん描いているのがわかります。

絵の上達はやはりたくさん描くことなんだなあと
ますますふかく思うこの頃です。

グラフィックの仕事にしろ
どんな絵を描くにしろ
やはり基本は見る、それを描くところから始まります。
言葉にできないものを伝えるために
絵の方法を使うわけです。

次回は絵本を作ってみたいとのこと。

まずは自分はどんなことを言いたいのか
それにフォーカスしていきましょう!


E.Hさんの作品


E.Hさんも柿をモチーフに描かれました。
いろいろな人にその方に合った方法で絵を楽しんで欲しいと思っていて
モチーフを置いたら触らず、というルールがありますが
E.H.さんは手に持ってじっくり回して
モチーフそのものを味わうように見て描かれます。
それで、良いなと思っています。
触った感じも絵に伝わるように
E.H.さんの絵は「触感的」な何かがあると思うからです。

心を開放して描かれている様子が
絵にもあります。
伸び伸びとストレッチするようないい気分の絵を
これからも描いていって欲しいなと思います!

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イラスト・スケッチ教室@うみべの絵本屋ツバメ号 日曜日の教室

久々に晴れ間があった三浦半島。
今日はスケッチするものを、散歩しながら探すところから始まりました。

Kさんの作品

Kさんは昔フィールドワークで植物を調べていたことがあります。
葉っぱや木に対して、観察力があります。

今日散歩をしながら特にKさんには
描きたいものを探して欲しいなあと思いました。

落葉すると、木の構造があらわになります。
そうするとわからなかった立体的な構造が見えるので
秋の日は植物のスケッチに良いかもしれません。

それだけじゃなくて、やはり外の空気
空、自分で見つけたモチーフ
全部が合わさって、絵をかく気持ちにつながります。

色とりどりの木の葉っぱを
丁寧に色塗りしていきました。
先月の「カラーパレット」で自分が出したい色を
追求できるようになり
この黄土色と黄色の微妙なところも
とてもよく観察して色だししました。

また、枯れた部分を
「美しく汚す」ためにドライブラシで塗っていきます。

三つお行儀よく並べたところも
Kさんらしくて良いなあと思います。

Eさんの作品

散歩しがてら
直売の野菜売り場へも、立ち寄りました。
季節の野菜が三浦半島ではとりたてで頂けるのが嬉しいですね。
こちらの農家の方は、庭もとてもよく手入れされていて
その野菜売り場の近くにあった
「紫式部」を頂いて、Eさんは柿とあわせて絵にしました。

Eさんは今まで
一筆がきのようなイラストを描いてきて
その後風景の絵への興味を持ち始め
今回はこの花と柿のモチーフを描いたのですが
とても正確に捉えて、物を見る力が上達したと思いました。

学生の時に、コンクールで風景の絵が入選したと聞いています。
元々絵が得意だったのだと思いますが
いろんな絵の描き方から
「ものをじっくり見る」という基本が底上げされたのが
驚きました。

今回は色鉛筆オンリーでかきあげましたが
一つの画材に固執説に自由に描いていって欲しいと思います。

Tさんの作品



Tさんは紫式部を
つばめ号さんにあった三時草のつぼみとあわせて
描き上げました。

元々マンガをよく描かれていたというTさんは
まず鉛筆で下書きをしっかりしてから
色鉛筆と水彩で着彩していったのですが
「水彩色鉛筆」が一番Tさんにしっくりくるようです。

じっくりと小さな実を味わうように描いたこの絵は
とても繊細で、絵の空気感もとてもかわいらしいものになったと思います。

絵を描く時間を楽しんでらっしゃるのが
作品から伝わってきます。

これからどんどん好きなものが
しりとりのように繋がって出てくるのではないでしょうか
どんどんTさんの世界を耕すように
作っていって欲しいと思います。

Yさんの作品

Yさんは色の混色のところから
がぜん絵との距離が縮まりました。
不思議ですよね、色を混ぜて作っていった過程に
「自分で作れる」という自信が付いたのではないでしょうか。

そうなると既存の色、チューブの色も
「もう少し茶色を入れて」とか
お料理するように付け足したり
薄めたり
アクセントにしたり。。と
自由な気持ちで使えます。

葉っぱのグラデにその自信が見えるなあと思いました。

モチーフを好きなように並べるとき
その時ももうすでに絵は始まっているのですが
バランスの取り方も
とても良い感じです。

またモチーフを見つけに
散歩行きましょうね♩


Nさんの作品



Nさんは自分の作品を
とあるコンペに応募することにしました。
コンペも初めてはいろいろ慣れないことがありますし
重ねて英語に直したりしなくてはいけなくて
なかなかの難問だったと思います。

Nさんは応募する前に一度ちゃんと考えて
応募をすることにしました。

その姿勢にとても真摯なものを感じました。

コンペに応募するということは
もちろん入賞したい!と誰しも思ってするのですが
入賞する、しない、というところよりも
自分の作品を見てもらう、という機会
それだけでもすごいことだと思うのです。

まず
「今までこれは私の頭の中だけにあった」
というものが
「私の頭から出て、作品になった」
ということだけでもすごいのに
「私の作品が、人の心に響いた」
となると、もうもう、それはすごいことで
「私の作品が海を渡った」ということも
びっくりすることだと思うのです。
そこで一流の審査員が見るということだけでも
素晴らしいことです。
もちろんそれでセレクトされて
審査員の感想を聞くことができたらかなり宇宙圏外に飛ぶほど
嬉しいことではありませんか

また、締め切りがないと
なかなか作品はできないので
こういうコンペをそういう意味で使うのも
とても良いことだと思います。

とてもいい作品なので
いろんな人に見せたいですね!!!

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絵画教室@Nandaro

なんということでしょう!
ちょっと変則だった教室。。経過写真を撮るのを忘れてしまいした!
Kさんの出来上がりの写真のみです。。

Kさんは、自主的に、扇子の絵を描かれました。
その時の、扇子の骨の構造が複雑で
かなりいい線までいったのですが、どこをどうすれば良いか
話し合いをしました。

半分開いている状態で
奥に積み重なった部分がある、ということを
まずは分解して考えて見ました。

奥の立ち上がった部分は立方体とみなす
広がった扇の部分の円形は平たいものとみなす
扇の要の部分をよく見て、どこが光が当たっているか、影になっているか注意

まずは大まかに捉えて
骨子をしっかりさせたら
細かい部分を後から積み上げていく感じ、、とすると
少し複雑なものが整理されると思います。

そしてそういう複雑なものにチャレンジすると
シンプルなもの、花の構造など
どういう風に捉えれば良いか
簡単に思えてくるから不思議です。

Kさんが描いたバラとカーネーションが
それを物語っていると思います。
佇まいが雰囲気のある絵になりました!

Tさんの作品

おやつのお皿を可愛くデッサンされたのですが。。
本当にごめんなさい、写真を撮り忘れてしまいました。

バウムクーヘンという、絵に書くにはもってこいの
立方体を描かれました。
また、お皿も頭にあるお皿、ではなく
目の前のお皿をちゃんと見て描かれたTさん。

色々ある中で、来てくださってありがとうございました。
絵を描く時間が少しでも息抜きになると良いなと思っております。

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