イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日の教室
ツバメ号さんのカフェの壁いっぱいに
椿の木が聳え立っていました。椿の花がよくお話にも出てきた
佐藤さとるさんの著書の紹介がされています。
佐藤さんの展覧会が
神奈川近代美術館にて9/27まで開かれていて
それに合わせてのこちらの展示なのですね。
Hさんの作品
Hさんはお店で使っていた看板の修復から。
肌色の修正は、元々の肌色を作らないといけません。
黄色を多く、とかもっと白とか
なかなかそれが難しい。
修正をしてお化粧直しをした看板、さっぱりとした印象。
そして次には色面を作る事を始めました。
色面は水分をたっぷり含ませ
画面に自由に色を載せるのですが
これをすると不思議と「立って」塗ることが多くなります。
この姿勢のせいか
自由な気持ちを運びます。
色面は狙ってできることは半分
思っている以上に綺麗なことが半分と
いつも描く絵よりも自分の範囲以上のことが多く
そこがまた、解放感があるのかと思います。
この色面は後でチラシや、ちょっとしたものの
下地にしても楽しい。
また、思っても見ないところに自分らしさが出たり
気持ちのよさが前に出る
この色面作りはおすすめです。
Kさんの作品
Kさんは久しぶりの参加でした。
家にいるときに描いた
らんの鉢を描いたものを拝見した時、Kさんのものの見方が
定まってきたように思いました。
鉢の縁、受け皿の縁、角度はなかなか難しいのですが
とても的確にキャッチしていました。
色面ではオレンジとピンクの合わさったような色が
なんとも懐かしい色で
乾いた後にその紙に描き始めましたが
結構勇気がいる、といろんな人が言っていましたが
さすがKさん、真ん中にデルフィニウムをささっと描かれました。
本当に絵とKさんの距離が近くなっている、と嬉しくなります。
H.Eさんの作品
今日は思いっきりH.Eさんには色を塗ってもらおう!と思いました。
一度説明すると、もう楽しさが倍増して
たくさん色面を作ってくれました。
途中で、白いクレヨンを使って
後で浮き出る色面を作ってもらった時
白さが浮き出る時の楽しさに思わず完成を上げました。
H.Eさんはダイナミックにものを作って行かれます。
そこに感覚的な楽しさを見つけて
結果的に作品もかなり動きがある
風通しの良いものが出来上がります。
この楽しさをぜひ忘れずに、進んで行きたいものです♪