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E QK room

絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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親子絵画教室@Musica Soave

Sちゃんの作品

Sちゃんの絵は高校に入ってからぐっと解像度が高くなったように思います。
それは見えるものが細かく、さらに深くなってきたからなのでしょう。
高校の美術の授業で、油絵を描いた時も
新しい画材への挑戦なのに臆することなく
自分の描きたいビジョンをもって描くことができました。
そこが、実はとても大切なところで
画材に負けることなく、自分の求める感覚を出したい、というところが
その先に人を連れて行くのだと思います。

みかんの光、凸凹した皮
それを鉛筆で、どうしたら出るか
描きながら試行錯誤する間に
手にそういう経験値が貯金されていくのです。

青春を謳歌しながらも
絵を描く時間も大切にしていて、眩しい気持ちになります^^!

Uさんの作品


ネットで見た絵の具を紙において
それを下敷きで伸ばすという手法、それをぜひやってみたい!と
ネットで見ると簡単に、気持ちよく伸ばしているのですが
見るのと実際にやるのではギャップがあります。
でも、そのギャップを感じることも大切!

実際に手を動かして
失敗も、気持ちよさも
工夫も全部ひっくるめて
絵になっていくわけです。

絵の具の楽しさと
Uさんのグラフィカルなセンスが融合して
増産体制に突入!

そしてその中でも今後の課題や方向性が見えてきて
なかなか豊作だったのでは、と思いました。

Yちゃんの作品


Yちゃんは万華鏡作りに勤しみました。
まずは好みの万華鏡になるように
ビーズやスパンコールを選りすぐるところからスタート。

このキラキラしたものは
特に女子の心をかなりハイにさせ
その後取り合いというバトルにつながることが多いのですが
さすが仲良しYちゃんとKちゃん
一粒ずつ公平に分けて
その間も笑ったりおしゃべりしたり
「箸が転んでもおかしい」モードです。

一度万華鏡を覗いては
微調整を繰り返し
包装する紙にも好きな柄を自分で描いて
自分だけのキラキラ万華鏡の出来上がりです。

Kちゃんの作品


Kちゃんは絵の具を今日はやりたい!と
万華鏡を作った後に
筆をとり、カラフルな絵を描き始めました。
Kちゃんには珍しいグラフィックな作品。

おじいさんとよく絵を描くというKちゃんは
一面に夜空の紺を塗ると
ブラシを弾いて、星屑の天の川を描きました。

一連の作業がまるで職人の技のように
考えられていてみていて胸のすくよう。

長い冬が終わって
春の楽しさが溢れるような
教室となりました。

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日の教室

Hさんの作品


ご自宅の壁に絵を飾る計画。
まずは全体に何枚、どれ位の絵を描くか
イメージラフを描いて、一枚一枚のラフを描いて
そして色を塗っていくという作業をしました。

うさぎは一枚すでに出てきていたのですが
時間が経っているので、そのタッチと色味を合わせるのが
おもっているよりも、少々骨の折れる作業です。

Hさんは人物や動物を描くのを好きで
一連の作業もかなりスムーズに楽しんでできました。
どんなフレームにしようか、
もしかしたらこういう絵も合うかもしれない、と
いろんな方向で考えて、ウキウキと作業。
これがやはり絵を描く醍醐味なのではないでしょうか。

Kさんの作品

Kさんは前もご自宅で菜の花を描かれていました。
よく見ると複雑な構造をしています。

全体を把握する時に、花の部分をふんわり円、球体とみなし
そこから一本の茎のカーブをみる、ということをアドバイスしましたら
立体的についている一個一個の花の方向も
うまく捉えられたように思います。

季節が来る度、その花を繰り返し描いていって
新たにその花を知る、というのも楽しいことの一つですね。

H.Kさんの作品

普段の描き方よりも
かなり軽いタッチで進めたH.Kさん。
よく見ると、軽い中にも花の複雑さにはある奥行きがあって
葉っぱのざっくりとした書き方の中には
正確さがあって
ガラスの描き方にはある潔さがあるものになりました。

つまり、この心地よい軽さには、しっかり基本が積み上げられた上での
力の抜き方があるのです。

H.Kさんの世界がどんどん豊かになっているように思います。

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 日曜日の教室

なんということでしょう!
先月の教室の総評をすっかり忘れていたことに今気がつきました!!
先月は本当に忙しくて
久々に〆切に間に合わない!!とちょっぴり泣く(声を上げて)くらいだったのです。
ごめんなさい!!

さあ、三月!
うららかな日曜日、風景を描きにスケッチ散歩をしました♪
風景のスケッチ、実際に見ながらすると
とても不思議なことに描いているうちに
なんの変哲もない風景が、なぜか特別になって行くのです。

絵を描く、という行為には
そういうマジックがあるかもしれませんね

Eさんの作品

Eさんは風景を描きたい、と時々気に入った風景を
写真に収めていました。
今回歩きながら、ふと目に止まった川沿いの道をスケッチしました。

Eさんが惹かれる風景は、奥行きが感じられる
道が続いているのが想像されるような風景。
光と影をよく観察してそれを描き止めたところがうまくいきました。

その人が惹かれる風景、あり方には
やはり好みがあって、それを自分でも無意識のうちに
求めている、ということがわかるのは
ちょっとした気づきになるかも。

スケッチの楽しさを掴んだ、というように見受けられました。

Kさんの作品

Kさんは繊細に映し取るのが得意。
一方水彩で色面をのびのびと作るのも楽しい、という面があります。
なので風景を大まかにブロックで捉えて
細かい草花を追って描くということに挑戦されました。

空と草花のシンプルな風景を
とても朗らかに写しとったと思います。
ここに、緻密に草花を追う
別の要素が入った時に、きっとKさんらしい風景画が立ち現れるのでは、と思いました。

Yさんの作品


Yさんの筆の運び方に
論理ではない、とても絵画的なものを感じます。
色を追っていく
形を追って行く、それも目で。
その時に立ち現れるものが
Yさん独特の画面だと思うのです。

一所懸命に見えたものをメモするように描きとめた時に
言葉を介さないものがあって
そこに美しさがあると思いました。

来月もこの風景を追っていきたいと思います。

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