親子イラスト教室@Musica Soave
Hちゃんの作品
Hちゃんは色面作りに没頭しています。
透き通った水彩を紙いっぱいに流すのは
ちょっとした色の配合で変わります。
サプライズがあって、心踊ります。
そしてさらに乾いた時に一段色が変わっているのも
楽しいものです。
そして夜空をきっちりと塗って
ブラシで飛ばして星空を描きました。
一連の流れになんの迷いもないところに
絵との距離の近さを感じます。
一見すると色面は誰が作っても同じなのでは?と思うかもしれませんが
そこにはその人の「好き」が詰まっていて
飽きることがありません。
一種のセラピー的なものもあるのでは?というくらい
作った人は、満足するものです。
Kくんの作品
色面をたくさん作って
それを切って動物を作ろう、というテーマで
まずはいろんな模様をたくさん作りました。
Kくんはクレヨンが大好きで
出来上がるキャラクターのお話をしながらズンズン描いていきます。
この紙の中で起こる冒険や戦い、
面白いジョークや風景、次々と繰り出されて
その創作に圧倒されます。
ゴリラを描いて顔の部分をくり抜いて
ジャングル風の模様に貼り付けたり
切れ端をポテトに見立てそこからハンバーガーを作っていったり
Kくんの発想と共に流れるように作っていくところに
本当に小さなアーティスト魂を感じます。
Rくんの作品
Rくんは細い筆で
細かく絵の具を使って原初の風景を(と感じます)描いていくのが好きです。
パワフルなのでどばー!ドリッピング!がやってくるかも!と思っていましたが
実は繊細なタッチでだんだん広がっていくようなスタイルなのです。
そこにRくんの面白さがあると思います。
筆につけて色がどんどん変わる様子を
実況中継で教えてくれている時
ライブペインティングを感じました^^
小さなバッグも制作しました
やはりちょっとしたところに
工夫があってなかなか繊細でおしゃれなのが素敵。
こどもの絵は自由な炎のようなものから
一回形にはまっていくことがありますが
まずはこの炎の時いかに自由に描くかによって
その形を経た後に自分のものが出来上がっていくように思います。
どっちもとっても大事なんだなあ、と。