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E QK room

絵日記マンガ、絵本、日々の事など
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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 火曜日の教室

Hさんの作品

1人抜け駆けで(笑)もう来年の年賀状の絵柄に着手したHさん!!!
焦る!!(笑)

Hさんは自宅の壁に飾るのに
何枚かうさぎの絵を描いていて、
その勢い冷めやらぬまま、干支のうさぎをかきあげたのでした。

かわいいお母さんうさぎに
絵本を読んでもらう子うさぎ。
家のふわふわを出すために、ドライブラシで最後の仕上げ。

自分の「こういう風にしたい」というところから
技術を得ていくのはとっても良いことだと思います。
絵にとって自然な成長の仕方なのでは、と。

Kさんの作品

Kさんが惹かれるカーブ
色の変化のあるグラデーション
そこに視点を置いて柿を描いていきました。

ヘタのクルンとなっているところ
緑から茶色へ変わるところ
影、質感の違い
じっくり見ながら味わいながら描いています。

水彩色鉛筆とのお付き合いがKさんは長いので
色を乗せながら、水でどう伸ばすか計画しながら
描いているのがわかります。
出来上がりではどんなカラフルな柿になるか
楽しみですね!

Mさんの作品

Mさんはご懐妊されてから
絵の雰囲気がグッと柔らかく、大きくなってきました。
細密画もとっても素敵なのですが
人間の大きな変化に自分を預けて
気持ちよく描いているのが見ているものにも伝わります。

綺麗なチェックは
水彩に白があって、それを混ぜて
キャンディーカラーになったのを祝うように
描いたもの。
色面の一環ですが、色を楽しむように描くと
弾んだ気持ちがこちらにも伝わって
これも一つの作品!となるところが面白いなあと思いました。
しっかり休んで良いお産になりますように!
教室のみんなで祈っていますよ!!

E.Hさんの作品

久々に参加されて、秋の色を楽しんだE.Hさん。

ここにいらっしゃる生徒さんたちは
お仕事帰りで、なかなか難しい時間のやりくりで
いらっしゃる人が多いのです。

絵を描く時間は少し日常とは違い
また1人ではなくいろんな世代の方と描くことが
なかなかいいものなのかも、と思っております。

それぞれの絵を見たり
自分との違いから面白さを発見したり
そういうところから自分の在り方を見直したり
そこを含んでの絵なんだな、と
毎回みなさまを見て思っております。

E.Hさんの素直な視点で
無邪気に描かれた柿を見るとき
私もまた自分の視点や
描き方を学び直しているなあと
しみじみと思いました。

ぽってりとした柿がいとおしいですね!

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イラスト・スケッチ教室@うみべのえほんやツバメ号 日曜日の教室

先月は台風があり
日曜日の教室はお休みでした。
二ヶ月ぶりの再開。

Eさんの作品

今年もうちの柿が実り、それをお裾分けアンドスケッチしてもらいました。

Eさんのくっきりとしたアウトラインを
うまく使った良い絵になっていると思います。
このアウトライン、「ここだ」というラインが出来上がるまで
ためつすがめつEさんは引いています。
ここぞ、というのが表れるまで。
ここにEさんの良さがあるのでは、と思います。

その人のスタイルというのは求めなくても
すでにあって、描きながら自然と表れるものなのだ、と感じます。

あのモダンな形などの追求が参考になるかも、と
猪熊弦一郎の作風をお見せしました。
楽しんで自分の絵を探究してほしいなあと思っています。

そして後半は色面を作っていきました。
色面ではEさんとても淡い色調を選びます。
ここもまた面白いところですねー!

Yさんの作品

Yさんの腕がぐぐんと上がって
出来上がってくる絵がご自分でも楽しみなっているのでは、と思います。

空間に、どう置くか
どう切り取ったら心地よいか
そういうことをあれこれ試行錯誤してから
絵に入ります。

ここでYさん「そうか、自分が描きたいように切り取れば良いのだ!」と
シンプルではありますが、最初の自由に気がつかれたご様子です。
こうやっていろんな構図を考えて自分なりの「心地よさ」を見つけるのも
絵、だと思います。描く前から既に。

対象物を丁寧に素朴に追う線が
Yさんのお人柄を示していますね。


Tさんの作品

対象物の捉え方に迷いがない!と感じました。
時々、あれ?というくらいうまく描ける時がありますが
これも積み重ねがあっての事なんだと思います。

Tさんの漫画で培った明快な捉え方と
影の濃さなどを追求していくやり方が
うまくブレンドしていると思います。

モノクロだけで追求する時
影と傷の描き方を、変えていかねばなりません。
その場合、柿のオレンジ色も、きっと塗ることによって
影のグラデ、傷のテクスチャーもバリエーションとして
加えられていくから、と思うのです。

モノクロは色も影もテクスチャーも黒一色ですので
追求の仕方がカラーとは異なり
それなりの自分の描き方のバリエーションを持っていくことが大切。
でも、ここに行き着いた、ということが
Tさんの上達した証拠だと思います!

そして色面作りでは
Tさんは自由になり
色を満喫していました!

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親子イラスト教室@Musica Soave

ブログ更新が遅くなり申し訳ありませんでした。
体調を崩してしまい、休んでおりました。
少し復調してきたら、すでに暦は10月も中旬!!
驚きです。
ぼちぼちまいりますのでよろしく!

Oさんファミリー
Hちゃんの作品


仕事で、小さいカードを作成。カードを切り抜いた後の紙をみたら
まるでスマホのような形になっていたので
これはスマホの工作をしたら楽しいのでは!とやってみました。

Hちゃんはあるところで自分の表現、に行き着いたのだと思います。
色面を作ったり、模様を描いたり
そこから更に自由に線の表現で、細部に新たに細かく別の世界が広がるような…
そんな作品を作り始めています。
こんな風に「これだ!」とぐっと絵と自分が近づくのを見るのは
こちらも楽しくてしょうがありません!

そんな中スマホもとっても丁寧に表示画面を描き込んで
描いていくたびに作ったものと自分が親しくなっているように思いました。

それが終わると色とりどりの水彩で
とっても美しい色面構成を作っていきました。
「こうしたらどうなるかな」楽しみながら前に進む様子を見ると
こちらも解放されたような気持ちになってきます。


Kくんの作品

Kくんものめり込むようにたくさんの絵を描きました!
生き生きとしたこの線!
モリモリと動く線!
Kくんは描きながら、更に動きを加えていき
そこに物語を流し込んで
一枚の絵の中に時間があるように思いました。
色味も素敵だし、よーーく見て描いていて
手のつき方、力が入っている様子など
模写しながらそれも学んでいるように思いました。
画伯、燃えていますね!

Rくんの作品




Rくんは教室にいたカナブンとお友達になりました。
カナブンハウスを折り紙で作って
小さい木も立て、とっても居心地の良い場所を作ってあげました。
愛がなせるクリエイション。

そこからカナブンをじっくり見ながら
描きはじめました。

これこれ。これですよね。
絵を描く本当の一歩目。
「ああかわいいなあ」
「きれいだなあ」を
自分のものにしたい
そこで、描きつける。
その純粋な、基本の一歩を見せてもらって
絵の楽しさを再度プレゼントしてもらったような気持ちになりました。


Uさんの作品

季節に一番ほしい色を使うUさん。
秋めいてきて暖色が登場しました。
よくよく花を見てコスモスの花弁のつき方を再発見。
絵を描くと「もう知ってる」というものを
つぶさに見て、その構造を本当に知る、ということがありますね。
その楽しさは、しみじみといいものです。

そして元祖色面作りの達人!
微妙でなんとも言えないあわーーいグラデーションを
作りました。
Uさんのこのちょっとした色の合わせに
趣味の良さを感じます。

出来上がった色面の虹色の霧、みたいな感じは
見ているとほわーーっと「体験」するような気持ちになります。
さすがです。

Yちゃんの作品


Yちゃんの線や描くものはとてもきちんと整頓されています。
私は、ここにYちゃんの良さがあると思います。

だからスマホの画面のアイコンを描いた時
きっとYちゃんは何かスッキリとやりきった気持ちがあったのでは、と思うのです。
細かい細部までキリッと描いたものは
やはり愛おしくなると思います。
自分が描いた、描けた、満足。

そして今度はかーーわいい女の子やハートを
描き始めました。
アイコンを描いた後なので
ちょっとリラックスした線になっていて
またそれも素敵です!
どっちもYちゃん。


Sさんの作品

草が萌えるようなそんな色面を作ったSさん。

毎日見るものがやはり血となり肉となるのだと思いますが
Sさんの生き生きとした筆さばきに
その草の香りや食感まで湧き立つような感じがします。
実感のある絵のあり方に
Sさんの凛とした生き方まで表れているような
そんな風に感じます。

Tくんの作品

Tくんは大好きなポケモンを次々と描いたのですが
今回は色遊び、というか別の方向に行ったことが新しいことだったので
面白いなあ、と感じました。

スマホの本体に、ドリッピングするように
水彩や、マーカーで描いていったのですが
そこに滲んでいく色の楽しさと
美しさをTくんは見たと思うのです。
色って、楽しいのよね
ただ色が紙に染み込んでいく様子
それを自分の行かせたい方向に水で持っていく
そこに何かピュアな面白さがあるのですよね。

そして不思議なことにそこから急に絵が描きたくなったTくん。
どっしりとした木と畑の様子をとっても健やかな感じで
かき上げました。

みなぎる力に圧倒されます!

Rちゃんの作品


お兄ちゃんが大好きなRちゃん。
木の絵を自分でも描いてみたい、と描き始めました。

初めてなのに、水彩の絵の具も加減を無意識に調整している様が見えます。

かわいい女の子の絵も丁寧に描いて
このお絵かきの時間を目一杯、体いっぱい楽しんでいる様子が
本当に微笑ましいです。

Sちゃんの作品


Sちゃんのデッサンの方を写真に撮り忘れて
迫力のタトゥーの曼珠沙華だけになってしまいました!!
Sちゃんは学校の学園祭のポスターでも
レベル高いものを作り、予備校のトライアルでも
先生の舌を巻くほど素晴らしいものを
描いたということです。

どういう形かわかりませんが、
彼女の才能はきっと将来いろんな人の目に触れるのだろうなあと
今からとても楽しみです。

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