親子イラスト教室@Musica Soave
今日はたまたまですがガールズオンリーの教室でした。
女の子らしい話題で、華やかな時間となりました♪
Yちゃんの作品
どの教室でもそうなのですが
自分の作りたいものが閃いたら
優先して作ってほしいと思っています。
Yちゃんはおしゃれに興味があるので
絵を描いているうちに、イヤリングを作ってみたくなりました。
ここで、あるものでどうやって工夫できるか
それがその日のプロジェクトになります。
Yちゃんは丁寧にものを作るので
イヤリングの絵も両方同じにようになるように気をつけて鉛筆を走らせ
また色の塗り方も、「絵というよりも工芸品」のような方向を目指しました。
プラのホルダーを切り抜いて
それをカバーするものにしたり
自分のサインなど図案の考案をしました。
Yちゃんの作るものは仕上がりがキリッとクリーンな感じなので
このイヤリングもきっと素敵になるのでは♪
Kちゃんの作品
Kちゃんに「薄いグレイ」「中ぐらいのグレイ」「濃いグレイ」と描いてもらい
立体的な立方体を描き、適切にグレイを置いておくと
絵が思わず立体的になる、ということを説明すると
水を得た魚のように影と光を表現しました。
そして自分の名前の図案にも
「影」をつけました。
影の理解はちょっとした喜びになります。
いつも描く絵にもそれを取り入れてみると
今までフラットだった画面に奥ができるのです。
ちょっと感動、ですよね
Sちゃんの作品
いつものSちゃんの作風とは全然違う
ちょっとデザイン的な、色面構成的なイラストを描きました。
資料として持っていったのは
Mid-Century Modern Woman
という画集で、20世紀の中期に活躍した女性アーティストのポートレイト集です。
ミッドセンチュリーにふさわしく、大胆な色と構図、デザイン的なイラストで
草間彌生さんや、マリメッコさんなどの作品と人物が描かれています。
Sちゃんの絵は時に写実的で、また現代的な漫画調の方向にいくので
この雰囲気はどうかな?と思いながらお見せしたのですが
ものすごく好みだったそうで
何か水を得た魚のように嬉々としてこの絵を描き始めたのです。
絵の文法、みたいなものがあるとしたら
形をどうデフォルメして、色をどう生かすか、
一枚の絵を描きあげる時に外さないようにしていくのですが
そうやって文法に則っていくとあるところから
ふっとその人らしさが出るように思います。
きっとこれからSちゃんはずんずん吸収していって
それでも滲み出る自分らしさに気が付くのだろうなあと
今からワクワクしてみております。